11月24日、テレビ朝日とABEMAが共同制作する「“ネオバズ”水曜日『2分59秒』」#8が放送。元高校球児で甲子園に出場経験もあるお笑い芸人・とにかく明るい安村が、北海道日本ハムファイターズの監督に就任した新庄剛志にまつわる気配りエピソードを熱弁した。
この番組は、「人間の集中力は3分しか持たない」という仮説のもと、制限時間2分59秒内で、各界のゲストたちがズバズバ世間に訴えかけるスピーチバラエティ。MCは千原ジュニア、日向坂46・佐々木久美。
安村のスピーチタイトルは「とにかく明るい安村が語る とにかくアレがすごい新庄」。安村は「派手さの裏に隠れた、周りに対する配慮がすごい」とスピーチを切り出した。
安村はスピーチの中で、「グラウンド整備を選手にさせず、自分やスタッフが率先してやって、その間は選手を休ませている」「自分がしゃべるとニュースになってしまうので、報道陣に対して『CS中は俺しゃべらないよ。CSを取り上げて』と伝えている」と主張。新庄監督がいかに選手や球界全体のことを考えているかを訴えた。
実は安村自身も、そんな新庄監督の気配りに助けられた経験の持ち主だった。安村は今年の夏、新庄監督と野球をやる番組のロケをした時のエピソードを披露した。
ラストバッターの新庄監督がヒットを打った時、安村はセカンドからホームめがけて猛ダッシュ。ところが、間に合わずホームでタッチアウトになり、安村の暴走で試合が終わってしまった。周りには「何やってんだ、安村」「主役はお前じゃない」という空気が流れ、安村は気まずい思いをしたという。
そんな中、新庄監督は一人で大爆笑し、「安村くんサイコーだよ! 走らなかったら逆に怒ってたよ」と安村のプレーを認める発言。収録は大成功ムードに包まれ、安村も救われた気持ちに。新庄監督の気配りに触れた安村は、自分も周りに配慮していこうと思ったとスピーチを締めた。
新庄監督は報道陣に対しても80人分の差し入れを用意したり、「派手じゃないかな」と、記事になるようなことをあえて言ったりしているそう。ジュニアは「(安村は)自分が助けられているから、説得力がある!」と深く納得し、新庄監督の気配りのスゴさに感服していた。