11月25日より順次放送中のアニメ「白い砂のアクアトープ」第21話で、ウミガメのふ化の様子が描かれ、「神秘的ですごく良かった」と好評を博している。
【動画】作画が話題、ウミガメのふ化シーン(19分30秒ごろ〜)
「白い砂のアクアトープ」は、監督・篠原俊哉氏、シリーズ構成・柿原優子氏、制作・P.A.WORKSによる完全新作オリジナルアニメーション。沖縄の水族館“アクアリウム・ティンガーラ”を舞台に、主人公・海咲野くくる(CV:伊藤美来)と、居場所をなくした元アイドル・宮沢風花(CV:逢田梨香子)の絆や葛藤が描かれる。
第20話では、くくるがティンガーラでのウエディング企画のプレゼンに挑んだ。忙しい中、懸命に準備をするくくるだったが、プレゼンは失敗に終わってしまう。追い詰められたくくるは、かつて自身が館長代理を務めていた“がまがま水族館”へ向かうも、水族館はすでに解体されていた。精神的に追い詰められていくくくるの姿に、ファンからは「色々と考えさせられた」「苦しい気持ちがめちゃくちゃ共感できる」「メンタル大丈夫かな…」などの反響が寄せられた。
最新話にあたる第21話では、くくるが沖縄の離島を訪れた。くくるは、同僚・ウミやんの妻で大学の准教授を務める具殿岬(CV:生天目仁美)と再会したり、小さな水族館・かめはうすを訪れたりして少しずつ傷付いた心を回復させていった。そんな中、くくるは岬に連れられて、初めてウミガメのふ化を目の当たりにするのだった。
リアルに描かれたウミガメのふ化シーンは、多くの視聴者の心を揺さぶったようだ。Twitter上では「美しさに胸を打たれた」「作画ホント良すぎる」「神秘的ですごく良かった」など感動の声が続出。傷付いたくくるについても「早く立ち直って欲しいな」「くくるは元気づけられただろうね」「いい息抜きになったかな」といったコメントが相次いでいた。
第21話「ブルー・タートルの夢」
【あらすじ】
仕事が上手くいかず、さらに解体された「がまがま水族館」を目にしてショックを受けるくくる。翌日、無断で仕事を休み離島へと足を運ぶ。そこでウミガメの研究と保護活動をする轟介の妻・具殿岬と出会ったくくる。岬の仕事を手伝いながら、ウミガメの孵化を見守ることにする。一方、くくるのことが心配で仕事に集中できない風花。そんな中、飼育担当のケープペンギンたちに異変が起こり……。
(C)projectティンガーラ