予測不可能!言霊コンボで美女たちが次々と異界に!テレビ朝日とABEMAの共同制作で送る、西野七瀬主演の連続ドラマ『言霊荘』第8話が恐怖のつるべ打ちとなっている。
25年前に管理人室=0号室で、女流作家・夏目三葉(藤井美菜)が殺害されていた事実が判明する。三葉と思われる呪縛霊に憑りつかれた歌川言葉=コトハ(西野七瀬)を守るために、《言霊》を利用した中目零至=レイシ(永山絢斗)だったが、奮闘虚しく彼も謎の力によって管理人室に引きずり込まれてしまう。
力ずくで管理人室の開かずの扉をこじ開けようとバールを構えたコトハだったが、呪いの力で右手がただれてしまい使い物にならない。岩戸志麻(斉藤由貴)からは「レイシが生きている保証はない」と言われてしまうが、志麻も「真実を探る必要がある。霊との最後の戦いに備えて滝行に入る」と臨戦態勢に入る。
そんな中、6号室の編集者・渡邊瞳(内田理央)は、三葉の霊を鎮めるための企画展を開く。しかしそこにオーナーの葉鳥久(佐野史郎)が現れ「中止にすべき!三葉の霊は望んでいない!」と警告を受ける。その言葉を裏付けるように、三葉の等身大パネルから血のようなものがしたたり落ちる。その怪異はレディスコート葉鳥にも伝播!瞳の部屋にある三葉の文庫が燃え出してしまう。
「三葉の無念の偉業を伝えようとしたのにどうして!?」と悲しむ瞳に、コトハは「それだけでは足りないのかもしれない。事件直後に姿を消した管理人を探せばいいのでは?」と提案する。しかし25年も前の未解決事件。アパートの住民一同はどうしていいのかわからない。
すると菊川麻美(森田望智)は狂ったように笑い「もうどうにもならない!今更あがいても仕方ない!生きているうちに一番の願いを言霊に叶えてもらうしかない。私たちはどうせいつかは死ぬんだから!」と最後の晩餐を提案。納得のいかない一同だったが、各々が叶えたい願いを口にすることに。
その願いは叶うかのように思われたのだが、やはり“言霊”の呪いが発動。菊川と林原早紀(石井杏奈)はそれぞれ鏡の中に取り込まれ、志麻からの電話で「水で清めた方がいい」と言われた小宮山綾子(堀田真由)もどす黒い水が張られた浴槽に引きずり込まれてしまう。いまだかつてない言霊コンボ。
コトハは志麻に助けを求めるが「私は電話などしてない!それは三葉の霊の罠かも知れない!」と驚愕の事実を口にする。そしてコトハと瞳の目の前で丸山栞(中村ゆりか)も異界へと引きずり込まれてしまう。八方塞がり。かろうじて生き残ったコトハと瞳はもう逃げるしかない。レディスコート葉鳥は、管理人室の部屋番号0が示すように、誰もいなくなってしまった…。