「ダイの大冒険」第59話で、アバン(CV:櫻井孝宏)の出身地・カール王国の女王フローラが登場した。フローラ役を演じるのは声優・高橋李依で、大人の魅力あふれる演技が「声優さんってすごい」とファンを驚かせた。
アニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」は、1989年~1996年に「週刊少年ジャンプ」にて連載された累計発行部数4700万部を誇る名作漫画(原作:三条陸、漫画:稲田浩司、監修:堀井雄二)が原作。勇者に憧れる少年・ダイ(CV:種崎敦美)の冒険を描いたファンタジーだ。
前回の第58話「意外な救世主」では、魔王ハドラー(CV:関智一)と大魔王バーン(CV:土師孝也)の“魔王VS大魔王”の戦いが勃発した。視聴者たちは「ハドラーかっこよすぎる」の大合唱で、「ハドラー様のあまりのかっこよさに震えました」「一番好きなのはハドラーだから永久保存回」「もうハドラーを応援せずにいられない!!」と盛り上がった。また、「意外な救世主」というタイトルも注目され、「『意外な救世主』がたくさん出てきたね今回は」「タイトルに複数の意味があるのは上手い」「見事なタイトル回収の回でした」と称賛されていた。
最新話にあたる第59話 「生存者たち」は、女王フローラが登場した。フローラは、アバンと関係が深く、彼の若き日について明かす場面もあった。高橋李依による大人の女性の演技を新鮮に感じた視聴者も多かったようで、「高橋李依さんあんな声も出せるんだね」「全然わからなかった」「声優さんてやっぱしすげーわ」「演技も声も幅広いなー」と驚く声が相次いだ。
なお、高橋自身はフローラを「大人の魅力という言葉がぴったりな女王様。みんなの背中を優しく押す印象もあれば、自ら立ち向かって行く勇敢さもあったりと、美しく頼もしいお方です」と評し、「そんな立派な方を演じるのは、毎回背筋が伸びる思いですが、とても頼もしい現場に支えられ、じっくりと大きな挑戦をさせていただいています」とコメントしている。
第59話 「生存者たち」
【あらすじ】
大魔王バーンに大敗を喫したダイたち。ハドラーの介入で全滅は免れたものの、一行は散り散りになってしまう。大海原へと投げ出されたポップとマァムは、カール王国の浜辺に流れ着いていた。チウに救出され、レオナたちが避難していた森の砦へ到着した二人は、ついにバーンが地上へ進撃を開始したことを知らされる。意気消沈するポップたち。だが、カール王国の女王フローラが戦禍を生き延びていたことを知り、そのフローラが語る、若き日のアバンのエピソードに勇気を貰い、再び立ち上がる決意を固める。
一方、聖母竜マザードラゴンに連れ去られたダイはテラン王国にいた。精神世界の中でダイはマザードラゴンから、バーンが既に神をも上回る力を有していることや、ダイの死を最後に竜(ドラゴン)の騎士の歴史が終わることを聞き、ショックを受ける。しかし、そこにバランが出現。バランはマザードラゴンに、ダイにもう一度チャンスを与えるよう訴えかける。マザードラゴンはその願いを聞き届けて、最後の力をダイへと分け与えると、バランと共に姿を消すのだった。
そうして一命をとりとめたダイは、ようやくポップたちの元へと帰還した。ダイの無事を喜ぶ一同だったが、そこに魔王軍からの通告が届き――?
※種崎敦美の「崎」は、正式にはたつさきの字
(C)三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京
(C)SQUARE ENIX CO., LTD