12月1日、テレビ朝日とABEMAが共同制作する「“ネオバズ”水曜日『2分59秒』」#9が放送。ゾフィー・上田航平が「ねずみ講のコントが、『22時過ぎたらOK』とは?」と、コントのコンプライアンスに悩んでいることを明かした。
【動画】「ねずみ講は22時以降ならOK」コントのコンプラ、驚きの事例とは?
この番組は、「人間の集中力は3分しか持たない」という仮説のもと、制限時間2分59秒内で、各界のゲストたちがズバズバ世間に訴えかけるスピーチバラエティ。MCは千原ジュニア、日向坂46・佐々木久美。
上田のスピーチタイトルは「コントが炎上する時代に提案したいこと!」。上田はキングオブコントで披露したブラックなコントが、炎上したり逆に炎上しなかったりした経験から、コントのセーフ/アウトの境界線に悩むようになったそう。「コントでやっていいことと悪いことがわからない」とスピーチで訴えた。
いま上田を困らせているのは、テレビで披露しようとする犯罪コントがOKだったりNGだったりすること。「麻薬捜査官が麻薬を舐めまくっちゃうネタは全局NG」だったことから、「犯罪系はダメなんだ」と思った矢先、「振り込め詐欺のコントは、『オチで逮捕されればOK』と言われた。どういうこと?」「万引きは逮捕されなくても(反省していれば)セーフって言われた」と困惑したエピソードを披露した。
上田が経験したケースには、「ねずみ講は夜22時以降ならセーフ」というOK事例も。上田は「時間で大丈夫?? もうワケわかんない(笑)」と、謎の基準への困惑を露わにした。また、コント界の“コンプラ”では、ついに「お葬式のコントはダメなんじゃないか」という話も出てきたそう。上田は「ちょっと待ってくれ。探偵コントは人が死んでいる」「幽霊なんか一番ふざけてる」と、不可解なコンプラ事例にツッコミを入れ、「コントのコンプラ、無法地帯になってる」「コントの不燃可燃、仕分けしませんか? コントの中での犯罪を、安心してやりたい」と主張した。
上田のスピーチを聞いたジュニアは「すごい時代が来たねー」「コントやから。じゃあなんでドラマはええねんって話になる」と完全に同意。トレンディエンジェル・たかしもコントの謎コンプラに悩まされていると語り、「基準がわからない」と上田に共感していた。