12月1日、テレビ朝日とABEMAが共同制作する「“ネオバズ”水曜日『2分59秒』」#9が放送。事件リポーター・阿部祐二が、怒っている人へどう接するのが良いか、「失敗しないコミュニケーション術」を語った。
この番組は、「人間の集中力は3分しか持たない」という仮説のもと、制限時間2分59秒内で、各界のゲストたちがズバズバ世間に訴えかけるスピーチバラエティ。MCは千原ジュニア、日向坂46・佐々木久美。
阿部曰く、阿部がインタビューでいろいろと話を聞き出せる理由は、知名度だけではなく“聞き出し方”のテクニックにもあるそう。ジュニアは「興味あるなー」と前のめりでスピーチを聞き入った。
阿部がまず伝授したのは、「嫌な人、苦手な人に対するコミュニケーション」。阿部は「人の2倍、3倍丁寧に対応する。挨拶する」「相手も嫌な気持ちがしないから、ファーストコンタクトとして失敗はしない」と、出だしでつまずかないことが大事と明かした。
続いて「怒っている人」の対処法。阿部は、「怒りは、ずーっと受け止めるようにしています。言わせるだけ言わせる」と説明。「この番組のタイトルじゃないけど、“2分59秒”くらい経つと、怒りが収まってくる。収まったあとがしめたもの」「僕が同調すると、相手はどんどん僕と対話するようになる。そこで質問を重ねて、取材が成功したことがある」と語り、「とにかく、相手の気持ちと同じ状態になること。相手に気づかせること。そうすると相手は必ず歩み寄ってくる」と、「聞く力」の大切さを訴えた。
ジュニアから「本当に2分59秒で怒りが収まるのか」と指摘を受け、阿部は「もしかしたら2分59秒じゃないかもしれないけど、(聞いていれば)収まる」「いかに“僕も同じ気持ちですよ”というのを表せるか。そこがチャンス。そこまで待ちます」とコミュニケーションテクニックを披露。相手の気持ちに寄り添えば、いつか相手が心を開いてくれると力説していた。