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 モデルで女優の鈴木美羽にとって、2021年は『戦』という漢字一字で表せるのだという。そこには挑戦という意味が込められており、女性が本能のまま、獣のように男性を求めた夜を描いたABEMAオリジナルドラマ『私が獣になった夜〜名前のない関係〜』の第5話では、キャリア初のキス&ラブシーンに挑戦。マッチングアプリで出会ったハイスペック男子への恋心と疑心に揺れる奈枝の乙女心を、天真爛漫さを交えて表現した。

【動画】鈴木美羽がベッドシーンに挑戦『私が獣になった夜〜名前のない関係〜』第5話

 ハイスペック男子・佑(東啓介)の本心を知った奈枝(鈴木)は、クリスマスの夜に獣化。背伸びをしてキスをして、ベッドで愛を確かめ合う。鈴木は「キスシーンすら初めての経験で、今まで私がやってきた作品からいうと、今回のドラマはかなり挑戦的です。でも私としてはそこに大きなハードルを感じることはありませんでした。21歳という年齢もあり、新しいことに挑戦できることへの期待感と楽しさがありました」と女優としての好奇心が勝ったという。

鈴木美羽、21歳でキス&ラブシーンに初挑戦「両親にはまだ言ってません(笑)」ラストシーンでは涙も『私が獣になった夜〜名前のない関係〜』
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 ただ大好きな家族には気恥ずかしさもあり、具体的には告げていないという。「ABEMAのドラマに出るということしか伝えていなくて、両親はキスシーンがあることすらも知りません。両親はざわついた気持ちで観るのかもしれませんが、どんな反応を示してくれるのか気になります。『私に見えなかった!』と言ってもらえたら嬉しいです」と笑う。

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 特技は幼少期から習っている書道。八段の腕前で、ペン字に至っては師範の肩書を持つ。「字を書く時は、時間と疲れを忘れて字を書くことに没入できる。集中力はかなり培われたと思います」。その集中力は仕事面でも発揮。撮影期間たった2日という短い中でも、鈴木は奈枝の感情にどっぷりとつかり、佑への焦がれる恋心を自分のものにした。

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 その結果「ラストのベッドシーンでは『好きな人を心から信じていいんだ』という安堵感から嬉し涙が溢れました。メイクさんがティッシュで押さえるくらい号泣。それだけ佑さんの事が好きだったし、撮影が終わった瞬間に『もう会えない…』と思うと悲しくて」と号泣獣化を報告。

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 今年はYouTubeチャンネルを開設し、『王様のブランチ』リポーターにも就任。そして大人の表情を見せる『私が獣になった夜〜名前のない関係〜』で新しい引き出しを開けた。まさに初尽くしの2021年を漢字一字で表すと『戦』になるという。

 「新しいことに挑戦すると、不安や葛藤が必ず生れます。今年はそんな感情と戦った1年でした。でも振り返ってみると『やらなければよかった…』と思うことは一つもありません。来年もその気持ちを忘れずに、今年と変わらず挑戦する年にしたいです」と前進を誓う。

 
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 そんな鈴木が書いていてスカッとする文字とは?「書き心地がいいのは『う』。私は止める字よりも払う字の方が好きで、『う』を書いたときの最後の払いの瞬間に自分の心も一緒に晴れるような気がするんです!」と無邪気な笑顔を咲かせてくれた。

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 『私が獣になった夜〜名前のない関係〜』の第5話はABEMAプレミアムにて配信中

テキスト:石井隼人、撮影:Mayuko Yamaguchi

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