4日のABEMA『NewsBAR橋下』のゲストに、大阪府知事の吉村洋文氏が生出演。番組冒頭、恒例の「乾杯」の際に「水で」と答えた吉村知事に「そうやっていい人キャラ装うから〜。(笑)でも、オミクロン株に対応しないといけないからね」と橋下氏。
吉村知事は「僕は“鳥籠の中の鳥”みたいなもんですから、どこにも羽ばたけない。感染対策のためのマスクとメガネを着けて、大阪城公園を走ったりするくらい。今は(感染状況が)ちょっと落ち着いているんで、自分も落ち着けられるかな、と。ただ、ちょっと前は総選挙があったし、感染者数もグッと増えてきていたんで大変で。東京都の小池都知事も過労で倒れられたが、同じ大都市の知事として思うことは、コロナ対策は感染の広がりだけでなく、経済もあるし、いろんなことを複合的に考えないといけないので、本当に大変。なんとか今の落ち着いた状況を維持したい。もちろん、オミクロン株が入ってきそうなので、水際対策も取りたい」と気を引き締めた。
これに「みんながみんな吉村さんに賛成しているわけじゃないからね。でも、本当に吉村さんも小池さんも、もちろん総理も激務。だから激務じゃない国会議員が文通費を100万円もらっているのは本当に腹が立つね。まず全員が知事の仕事を体験してみなさいと」と頷く橋下氏。
衆議院議員の経験もある吉村知事は「自分の判断が政策に直結する、変えていく力も与えられているというのはやりがいがある。これは裏を返せば責任。大阪府知事は1人しかいないし、府の行政の責任の全てを負うことになるので、国会議員とは全く違う。具体的に組織を動かして、物事を実行する立場にはないから。知事はそれをやっていかないといけないということがまず大変。何より、橋下さの後の大阪市長というのは大変だ(笑)」と苦笑していた。(ABEMA/『NewsBAR橋下』より)