『ポプテピピック』リミックス版・第10話 栃木県民は必見!?声優・古川登志夫がアドリブで「あう~よ!」
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 アニメ「ポプテピピック」の再放送(リミックス版)第10話に出演した声優・古川登志夫が、同アニメを「稀有な試み」と称賛した。アドリブで発した「あう~よ!」というセリフの意味も明かしている。

【動画】古川登志夫が出演した第10話(11分50秒ごろ〜)

 2018年1月~3月に放送されたアニメ「ポプテピピック」は、竹書房の4コママンガ配信サイト「まんがライフWIN」にて連載中の大川ぶくぶ氏による同名コミックが原作。「キャストだけ変えて同じ内容を続けて放送する」といったトリッキーな演出が話題になり、愛を込めて「クソアニメ」と呼ばれた。再放送(リミックス版)もキャストが変更されるという異例の施策が話題になっている。

 前回放送された第9話「奇跡とダンスを」では、本放送でも人気が高かった中村悠一(ポプ子役)&杉田智和(ピピ美役)ペアが後半のパートを担当し、「圧倒的ピー音の多さ」「OPから神回すぎる!!」「ほんと自由すぎる」と注目を集めた。さらに女性声優きっての個性派である金田朋子&小林ゆうペアが前半パートを担当し、「終始カオス」「破壊力抜群の二組でした」「テレビでやるレベル超えてる」「金朋小林ペアは勢いのあるカオスだが杉田中村ペアは練り上げられたカオスを感じる」といった反響が広がった。

 最新話にあたる第10話は、三ツ矢雄二(ポプ子役)&日高のり子(ピピ美役)、古川登志夫(ポプ子役)&千葉繁(ピピ美役)という組み合わせで放送された。放送後、古川は「同じ話を4タイプのキャストで演じ分ける、ある種の演技論品評会のような試みではあるが、実は録音監督の演出もまた異なるので、多種多様な演出論もご視聴頂ける稀有な試み」とツイートし、「ポプテピピック」の通な楽しみ方について指摘した。

 また、「あう~よ!」というセリフは、古川のアドリブによるものだったらしい。栃木県出身の古川は、「栃木県南の方言で《驚異の接頭語的感嘆詞》である。このアドリブをカットしなかった音響監督を始めとする関係者の皆さんのギャグセンスに拍手である」と説明し、「上記アドリブに気づきハッとした栃木県人の視聴者の方はおられただろうか」と視聴者に呼びかけた。古川の当該ツイートに対して、「今、録画したものを視聴して全てを理解した栃木県南人です」「まさかの方言!!」「宇都宮生まれだけど、ちょっと気づかなかったなあ…」といった声が寄せられている。

※日高のり子の高は、正式にはしごだかの字
(C)大川ぶくぶ/竹書房・キングレコード

【最新話】古川登志夫が出演した第10話(11分50秒ごろ〜)
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ポプテピピック 再放送(リミックス版)
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ポプテピピック(2018年版)
ポプテピピック(2018年版)
【動画】ポプテピピック(2018年版)