テレビ朝日とABEMAの共同制作で送る、西野七瀬主演の連続ドラマ『言霊荘』がついに最終回を迎えた。すべての謎が解き明かされ、歌川言葉=コトハ(西野七瀬)も言霊の呪縛から解き放たれた…はずだった。なんと安堵しきったコトハの目の前に、まさかの事態が…最後の最後までコトハに安息が訪れることはないのか!?
須貝空(菜々緒)の怒りを鎮めるために、三葉(藤井美菜)の遺骨のありかを探すコトハ(西野七瀬)は、レディスコート葉鳥のオーナー・葉鳥久(佐野史郎)に辿り着く。「アパートに取り込まれたみんなを救いたい!」と訴えるコトハに三葉の遺骨を渡した葉鳥は、コトハ、岩戸志麻(斉藤由貴)、6号室の編集者・渡邊瞳(内田理央)と共に、管理人室=0号室を訪れる。
コトハは空の気持ちに寄り添うように怨念に語りかけると、中目零至=レイシ(永山絢斗)のほか、レディスコート葉鳥に取り込まれていた住人美女全員が帰還する。そして25年前にアパートで起きた三葉殺人事件の真相が明らかになる。
たしかに空は嫉妬に狂って三葉を絞殺した。しかしその直後に葉鳥が部屋を訪れ、空が三葉のゴーストライターとなって書いた小説を発見。「これは世紀の傑作だ!」と大喜びの葉鳥に対して、空は「燃えろ!」と口に出すと、その言霊は現実となり、原稿は一瞬にして灰と化してしまう。
ブチ切れた葉鳥は空に襲い掛かり殺害。死体を隠し、今まで『失踪』として隠し通していたのだった。自らの犯行をコトハたちに告白した葉鳥に、空の怒りが襲い掛かる。空を殺したのと同じように白い布が顔面にまかれ、葉鳥は怨念の力によって管理人室の湯船の中に消えてしまった。
空の無念を知ったコトハは「もうこれでいいですよね。もう私たちを解放してください」と語りかける。志麻も「三葉と添い遂げたいというあなたの思い、必ず叶えます」と約束し、三葉と空の成仏を祈願。すると管理人室の地下から空の遺骨が発見される。
言霊の呪縛が消えたレディスコート葉鳥。コトハ以外の住人美女たちはそれぞれの人生を歩むために、レディスコート葉鳥から引っ越し。コトハは言霊の被害者第一号で親友の阿木紗香(三吉彩花)の思いと寄り添うことを決めて、一人レディスコート葉鳥に残ることにする。
だがコトハを心配してやって来たレイシからの「過去に縛られるより未来を歩こう」という言葉に心を動かされる。「一緒にいこう!」。そう決めたコトハ。ところが呪いの力は封印されてはいなかった。ラスト、コトハが見たものとは? 戦慄が走る衝撃のラスト、ぜひ目撃してほしい。『言霊荘』最終回はABEMAにて配信中。