橋下氏「維新の国会議員団に嫌われてしまっている。理想に向かって一歩でも二歩でも前に進んでもらいたいのに…」
橋下徹×辛坊治郎 対談
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 ABEMANewsBAR橋下』のゲストは辛坊治郎氏。橋下氏と辛坊氏は日本維新の会について、橋下氏との関係やお金の使い方などについて語り合った。

【映像】橋下徹×辛坊治郎 10万円給付&文通費に物申す

橋下氏「維新の国会議員団に嫌われてしまっている。理想に向かって一歩でも二歩でも前に進んでもらいたいのに…」
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 辛坊氏は「今、維新という政治グループの中で橋下徹ってどういう立ち位置なの?関係してるの?関係してないの?」と冗談めかして切り込むと、橋下氏は「関係してない」と否定。さらに「例えば誰かから“辛坊さん、維新から立候補したいんだけど、誰か紹介してもらえないか”と言われたとして、“橋下さん、こいつ政治家になりたいんだって。なんとかしてくれる?公認くれる?”と言って大丈夫?」と突っ込むと、「全くなんの力もない。たまに松井さんと吉村さんと番組で一緒になったり、食事に行ったりすることはあるが、僕が維新に対して何か言うことに対して、“しゃしゃり出てくるな”という国会議員がいるくらいだ」。

 続けて橋下氏は「僕は維新の国会議員団のお金の使い方が嫌だ。大阪府知事選に出る時、読売テレビのメイク室で辛坊さんに“番組の出演があるから立候補できないと言ったら“大阪のためにやるなら番組なんて関係ないから出た方がいい”と言われたことを思い出すが、出馬したのは大阪だけじゃなくて、日本の税金の無駄使いがひどすぎることに頭にきたからだ。1円単位、10円単位で細かく、細かく見てきたし、夜食でおにぎりが出てきたら、“これは税金ではないのか?”と言ったり。

 そういう積み重ねでやってきたのに、維新の国会議員団が4000万円を領収書抜きで使っていたとか、文通費の100万円を当たり前のように使わせてもらうと言っているのを見たら、カチンと来てしまう。その点、吉村さんと松井さんは僕と同じ感覚を持っているんだけど、松井さんは、現実に党を動かす責任者として“橋下よ、コメンテーターで理想を言うのはいいけれども、現実は分かるやろ”というところがある。だけど僕としては、理想に向かって一歩でも二歩でも前に進んでもらいたいという思いがあるから」。

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 さらに辛坊氏に「維新の国会議員だけ集めて文句を言ったら?」と言われると、橋下氏は「僕が言っても実際に集められないから、Twitterでボロカス言っている。文通費と政党交付金の二重取りになっているから、維新としては“お返しする”と言わなきゃいけないのに、国会議員になったら私設秘書を抱えるために文通費が必要だとか急に言い始める。君ら、地方議員だった数カ月前まで秘書なんかいなかっただろと。だいたい、国会議員に秘書が何人いたって、党勢拡大には繋がってないじゃないかと。それなら二重取りになってるお金はお返しする、徹底的に改革する、ということを言うのが維新だったんじゃないかと。そういうことを言ったら、今、維新から僕はどんどん嫌われてるわけです」。(ABEMA/『NewsBAR橋下』より)

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