20日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、小沢一敬が錦鯉の2人をレジェンドバンドにたとえた。
この日は「錦鯉おめでとう! M-1祝勝会SP」と題して、12月19日に放送された『M-1グランプリ2021』(ABCテレビ・テレビ朝日系)で優勝した錦鯉や、ファイナリストの真空ジェシカ、モグライダー、ハライチの岩井勇気をゲストに招き、同大会について語り合った。
【動画】M-1ファイナリストを音楽に例えると?(37分頃~)
小沢一敬は『M-1』について「急に音楽の話をするけどいい?」と前置きすると「俺音楽が超好きなんだけど、もともとギターとベースとボーカルとドラムとかシンプルな音楽があって。音楽がどんどん進化していくじゃん? そうするとパンクだとかテクノとかサイケとかプログレとかどんどんジャンルが増えていって複雑な技術になってくる。それを漫才で言うとシステムがすごく複雑になっていったなかで、結果一番シンプルな面白さが勝った」と、錦鯉の漫才を音楽にたとえて評価した。
これに錦鯉・渡辺隆は自分たちを「棒を木でこする(楽器)?」を原始的な楽器にたとえて笑いを誘うと、井戸田潤は「あれが一番心地よかったんだよ」とコメント。
小沢は「俺はパンクが好きだから、パンクみたいな真空ジェシカとかモグライダーとか好きなんだけど、結果(錦鯉が)ビートルズに見えてきた」と明かすとスタジオからは「おー!」というどよめきが。渡辺は「メチャクチャうれしい」と喜び、カメラに向かってピースサインをした。
さらに長谷川が「ビートルズ……これからはもう、ねえ?」となにかを言いかけたが、井戸田は「ダメよ? ビートルズ名乗っちゃだめよ?」と、クギを刺してスタジオからは笑いが起きた。
井戸田は中川家・礼二の「去年のパチンコとくらべて雲泥の差で良くなっている」、松本人志の「メチャクチャ面白かった。尻上がりによくなった」、ナイツ・塙宣之の「ボケただけで笑いがとれるのが一番シンプルで最強」といった審査員のコメントを紹介。渡辺は「松本さんに『面白かった』って言われたのはシビれました」と喜んだ。
一方で、相方の長谷川は感想を求められると「隆に頭を叩かれすぎて、そのときよくわかってなかった」と、決勝戦の大舞台で渡辺のツッコミが強くなってしまい、放心状態だったことを明かして笑いを誘っていた。