12月22日、テレビ朝日とABEMAが共同制作する「“ネオバズ”水曜日『2分59秒』」#12が放送。家庭内では女性が主導権を握っているのが良いという風潮に、友近が一石を投じた。
この番組は、「人間の集中力は3分しか持たない」という仮説のもと、制限時間2分59秒内で、各界のゲストたちがズバズバ世間に訴えかけるスピーチバラエティ。MCは千原ジュニア、日向坂46・佐々木久美。
友近は「家庭は女が強い方がうまくいく! という傾向に物申す」とスピーチを披露。世の中全体や業界内で、「尻に敷かれてる」「カカア天下だ」と男性が嘆く風潮について、「女性が調子に乗るんじゃないかと思っている」と訴えた。
友近は「自分は昭和の考えがある」と弁解しつつ、「男性は大黒柱としてしっかりしてほしい」と主張。家庭内のパワーバランスで男性が萎縮しがちな近年の傾向を挙げ、「お互いが尊敬し合うようになれば」と理想を語った。
その一方、友近は「あえて(男性が『尻に敷かれている』と)言ってるパターンもあるんですよね」と見解。「女性というのは、理由がなくても、うっすら機嫌が悪い生き物」「そういう機嫌を保つために、そう発言している可能性もある」と語り、「男性に気を遣わせすぎている」と疑念を明かした。
また、友近は「お小遣いという言い方にも違和感がある」と切り込み、男性が稼いでいるお金の場合、「感謝があったら、そういう言い方にならないんじゃないか」「『感謝金』『ありがとう金』となると、男性もスッキリするんじゃないか」と提案した。
最後に友近は「『ききわけのない女の頬を 一つ二つはりたおして』なんてジュリーの歌がありますけども、張り倒すまではいかないですけど、男性はもっと威厳を持って女性に接していただけたら」「そうしたら、良い夫婦になるのでは、と思います」と、ジュリーこと沢田研二の「カサブランカ・ダンディ」(詞:阿久悠)を引用しながら熱弁。ジュニアは「まさかここでジュリーの一節が聞けるとはね」と、友近の主張に聞き入っていた。