乃木坂46の新成人メンバー8人が7日、東京・港区の乃木神社で成人式を行った。ことし成人式を迎えたのは、3期生の久保史緒里、阪口珠美、中村麗乃と、4期生の遠藤さくら、賀喜遥香、金川紗耶、北川悠理、佐藤璃果の8人。
囲み取材では、阪口珠美が「先輩方の成人式を見て、憧れていました」、遠藤さくらが「早く大人になりたかった」と話す一方、中村麗乃は「10代がすごく楽しくて幸せだったので、まだ大人になりたくないなって思ってました(笑)」など、この日を迎えた感想を思い思いに語り、お互いの艶やかな振り袖姿に、それぞれ新成人になった実感を改めて噛み締め、大人としての第一歩を踏み出したようだった。
乃木坂46としての成人式はこれで10回目。去年はこれまで乃木坂を支えてきた1期生、2期生卒業も相次いだ。中学3年生で加入し以来、先輩の姿を間近に見てきた久保史緒里は「我々は先輩方が常に理想像でした。私も中学生の頃から大人の女性と関わらせていただいたので、憧れはいつまでも乃木坂の先輩方です。自分の人生に責任を持って、自分で選択して人生を決めているなと思うので、そんなふうになりたいなって思っています」。
賀喜も「私達は先輩方に憧れて乃木坂に入ってきたのですが、皆さん自己管理がすごいなって。振る舞いも素敵だなって思います。私はすぐ甘えちゃうので(笑)、そこを直して、背筋のいい、きれいな大人になりたいです」。
2001年生まれの8人は、実は乃木坂46の中でも“最大勢力”。記者から「何世代と名乗りましょうか?」と尋ねられると、顔を見合わせた後、照れながらも久保が「よし。過去に7名で成人式を迎えた世代がありまして、乃木坂ファンの方々はご存知でしょう、“花の94年組”(井上小百合、桜井玲香、中田花奈、永島聖羅、西野七瀬、能條愛未、若月佑美)です。もう全員が卒業されてしまったんですけど、我々はその姿を見てきたということもあり、これから、さらにさらに盛り上げていきたいという気持ちも込めて、おこがましいんですけど、お名前をお借りして、“新・花の2001年組世代”にさせていただきたいなと思います」と発表。
さらに久保が「今年はグループとしても変化がある年だなと思います。ただただ前を向いて進んでいくことが必要だなと思っていますし、攻めの姿勢を大事に、後輩からも盛り上げていきたいなと思います」と気を引き締め、賀喜は「21世紀になった時に生まれた世代なので、歴史のパワーに満ち溢れてるところが強みだなって思います。8人もいるので、8人分の歴史パワーで大丈夫です!」と笑顔を見せていた。