1月10日に放送されたABEMA「給与明細」では、風俗講師の派遣サービス会社「マーメイド」へと潜入。代表を務める嶋田さんが、風俗業界の闇と会社設立の経緯について赤裸々に語った。
マーメイドは現在20名の女性がプロフェッショナルな風俗講師として在籍する会社。風俗講師とは風俗店のキャストに様々なテクニックをレクチャーするプロフェッショナルのことで、コロナ禍の煽りを受けてキャストが入れ替わり、未経験者が増加している風俗業界でにわかに注目を集めている職業だ。マーメイドの代表を務めるのは自身も元風俗嬢であるという嶋田さん。会社設立の経緯について尋ねると、「私が素人で入った時は何も教えてくれなくて。講師がほとんどいなかったので、こういう方がいたらいいなという思いはありまして、この会社を作った」と明かした。
だが会社設立にはさらに別の理由もあるという。嶋田さんも繰り返し経験したという“趣味講習”だ。趣味講習とは風俗店の店長やスタッフが自らの性の趣味で行う講習のこと。嶋田さんは「(現役)当時男性のスタッフさんに普通に教えてもらうわけじゃなくて、自分の趣味や性処理。趣味講習というんですけど、風俗業界の闇。それをなくしたいという気持ちが強くありました」と打ち明けつつ、「私の経験もありますし、キャストさんからもそういう話はとてもたくさん聞いて」「それをなくして、ちゃんとお仕事を教えるプロたちを会社として派遣するのがマーメイド」と語った。
そんな嶋田さんの思いが形になったマーメイドのサービスは好評だ。近く風俗嬢としてデビューするというルナさんは2時間で3万円のコースを受講。講習終了後に「講習の先生が女性の方で、すごく丁寧でわかりやすく説明していただいて、これから働くにあたって、あんまり緊張せずに働ける感じで良かったです」と語り、「(3万円は)すごいいい金額だと思います。それぐらいの価値はあると思います」と満足げな表情を浮かべた。働き方改革を推し進める嶋田さんは、風俗業界について「第2のホームみたいなものですね。すごくこの業界でいろんな経験をさせていただいて、成長させていただいた。大好きな業界なので恩を返したい」と意気込みを語っていた。
(ABEMA/給与明細より)
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