Web漫画家のやしろあずき氏がニュース番組『ABEMA Prime』で、テレビや広告などの表現規制がSNS投稿にまで影響していることに「竹山さん、どうにかして!」と、悲痛な訴えを上げた。
やしろ氏は、テレビや広告に注意書きを入れる風潮が、ネットやSNSにも波及していることを指摘。「マスクを外した食事の風景をツイートするときに『※飲食時以外はマスクをつけています』と書かなきゃいけない風潮がある。テレビや広告の表現規制がSNSの日常的な投稿まで派生すると、本当につまらない世の中になると思っている」と警鐘を鳴らした。
これについてお笑い芸人のカンニング竹山は「やしろさんのように個人で作品を出せたらいいんだけど、ほとんどの場合は個人の上に会社がある。会社が『注意書きを入れてくれ』とお願いしている事例がたくさんある。クリエーターと組織の意見が違うから難しい」とコメントした。
1月10日に放送された同番組では、気候変動対策のために自動車の広告の中に自転車の利用や歩行を呼びかける事項などの表示を義務付ける法律がフランスで可決したことが報じられた。その意図について、世界最大級の広告賞『カンヌライオンズ』の取材をしている編集者でライターの河尻亨一氏は「フランスでこのような規制が入ってくるのは既定路線。2年後のパリ五輪を見越した上で、世界に対するアピールという受け止め方もある」と述べた。
竹山が「広告でそのような記載をしても、車は買われていくと思う。買う人の意識だけが変わればいいのか?」と疑問を投げかけると、河尻氏は「ヨーロッパではそういう広告を打ち出した方が売れる。昨今では、何のために企業や商品が社会に存在しているのかを表現しないと評価されないという前提がある。新しい競争に勝つための広告だ」と回答した。(『ABEMA Prime』より)
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