ABEMAにて放送中の恋愛番組『恋愛ドラマな恋がしたい~Kissing the tears away~』(以下、ドラ恋)がいよいよ最終回を迎える。期待の若手俳優たちが毎回キスシーンのある恋愛ドラマの撮影をしながら、本当の恋をしていく様を追いかける同番組。毎回、芝居と恋愛に向き合う俳優たちの真剣な姿が注目を集めている。三角関係あり、一方通行の恋ありと、怒涛の恋愛模様が繰り広げられた今シーズン。最終的に恋の矢印はどう動いたのだろうか。最終回にゲスト出演した神尾楓珠に番組の感想を聞いた。
【動画】神尾楓珠ゲスト出演回『恋愛ドラマな恋がしたい~Kissing the tears away~』
――収録お疲れさまです。本日、『ドラ恋』をご覧になっていかがでしたか。
ほかの恋愛番組とは雰囲気が違うなと思いました。ただ恋愛をするだけではなく、ペアになってお芝居をしないといけないので、強制的に距離が近くなる場面が多くなるじゃないですか。その分、チャンスはいっぱいありますよね。でも反対に、好きな人がほかの人といるところも目に入っちゃうのはしんどいですね。いろんな感情が生まれて出演者は大変そうだなと思いました(笑)。
――もし神尾さんがあのメンバーの中にいたら、どんなふうに動いていると思いますか。
いや~、恋愛だけじゃなく、芝居も大変そうですよね。メンバーが見ている前でオーディションするじゃないですか。ああいうのめっちゃ苦手なんですよ。集中できなくて、全く爪痕を残せないで終わると思います。
――普段、オーディションを受ける機会はありますか。
たまにあります。でもオーディションは受からないのが当たり前だと思っているんです。「必ず受かる」と自分で思っていると、そのプレッシャーで緊張して力が入っちゃうので。自分にプレッシャーを与えないでリラックスして受けるために「受からない」と思いながら受けています。
――そういう戦略ですね。今回のドラ恋メンバーで気になる人はいましたか。
やっぱりルイ君は人を惹きつける魅力があるなと思いました。ずば抜けて花がありますよね。
――女子メンバーからの人気も絶大でしたよね。
同じ男としても、どんな人なんだろうと知りたくなるような雰囲気があります。ミステリアスというか。演技も自分らしさがあってすごいなと思いながら見ていました。
初キスは中学生のとき、学校の帰り道「心臓バクバクでわけがわからなかったです」
――ちなみに『ドラ恋』は、キスが一つの見せ場となっています。神尾さんの理想のキスのシチュエーションがあったら教えてほしいです。
え~、キスはどんな場所でもいいですけどね。やっぱりなんだろうな。
――(笑)。では、演じてみたいキスはいかがでしょうか。
ベターなものがいいですね。キレイな夜景の下でお別れしてから、いきなりぎゅっと腕をつかんでキスするみたいな。
――ぜひ見てみたいです。これまでの作品の中では、記憶に残るキスシーンはありましたか。
僕、キスシーン多いんですよ。『鈍色の箱の中で』(テレビ朝日)という作品では、土砂降りの雨の中で片思いの相手とキスをするシーンがありました。傘を投げ捨てて強引にキスするんですが、現実では経験できないなという意味で、記憶に残っています。映画『私がモテてどうすんだ』では、伊藤あさひとのキスシーン。映画『彼女が好きなものは』では、今井翼さんとキスとベッドシーンを演じましたが、相手が男性というこれも現実ではなかなか体験できないという意味で記憶に残っています。
――いろんなシチュエーションでのキスシーンを経験されていますね。ベターなキスシーンに憧れる理由が分かった気がします。ちなみに、初めてのキスシーンは覚えていますか?
19歳のときですね。お相手が年上のかたでリードしてくれるようなキスシーンでした。あのときはわけがわからなかったですね。周りにめっちゃ人いるじゃん!みたいな(笑)。
――初めて役柄としてキスを交わしたとき、恋心のようなものは生まれましたか。
かなりハードなキスだったんですよ。初キスシーンだったうえに、ベッドシーンもあって。心が動くというよりも、ああ、やりきった~!という気持ちのほうが大きかったことを覚えています。
――そういうものなんですね。プライベートでの初キスのことも聞いてもいいですか。
本気のやつですよね。保育園とかはなしですよね(笑)。
――差支えのないところで(笑)。
中学生のときです。めちゃめちゃ緊張しました。一緒に帰っていて、その子の家まで送って別れ際にキスしました。帰りながら、キスするぞと決めていたので、ずっと心臓バクバクでした。わけがわからなかったです。
芝居をするときに大切にしているのは心の余裕「ほかの人の動きを見ることでアイデアが生まれる」
――貴重なお話ありがとうございます! 『ドラ恋』は、恋愛はもちろんお芝居も見どころですが、神尾さんはお芝居をするときにどんな心がけをしていますか。
余裕を持つことは意識しています。
――大切ですよね。ただ、余裕を持とうという気持ちはあっても、無意識に緊張してしまうという人も多いと思います。余裕を持つためのコツがあったら教えてください。
僕は周りを見るようにしています。常に周りを意識して、人の動きを見ておくようにしているんです。自分以外の人の動きが分かると、自分の心構えのタイミングもつかめてくるんですよ。
――ねるほど。いつごろから心がけるようになったんでしょうか。
20歳を過ぎたころくらいからでしょうか。それまでいろんな方法を試して、自分に合わないことを排除していくうちに、そういうスタイルになりました。
――余裕を持てるようになったことで、どんな変化がありましたか。
演技も仕事への向き合い方も変わっていきました。周りのやりたいことがわかってくるので、それに対してどう自分が動くかとか、アイデアもたくさん出てくるようになりました。
――参考になります! 最後に、神尾さんは1月23日夜10時から「ABEMA」で放送開始の『神尾楓珠はオオカミちゃんには騙されない』に出演されていますよね。これまでスタジオからメンバーの恋を見守っていて、今回出演する側になったお気持ちはいかがでしたか。
恥ずかしかったですね。ずっと戸惑っていました。出演者の気持ちがわかって、これからはもっと優しくVTRを見ようという気持ちになりました。ただ、色んな普段は行かないような場所にも行くことができたのでそこは楽しかったです。
――ありがとうございます。最後に『ドラ恋』と『神尾楓珠はオオカミちゃんには騙されない』の見どころを教えてください。
僕はよく、見た目のイメージと実際に喋った感じが違うって言われるんですよ。見た目でクールとか怖いとか思われることが多いんですが、喋ると全然違うらしいので、『神尾楓珠はオオカミちゃんには騙されない』では、そういう素の部分を楽しんでもらえたら嬉しいです。『ドラ恋』は最後の恋の矢印が想像できないようなビックリした方向に向かっていくので、楽しみにしていてください!
――ありがとうございます!『ドラ恋』も『神尾楓珠はオオカミちゃんには騙されない』も楽しみにしています!
取材・文:氏家裕子
写真:山口真由子
『神尾楓珠はオオカミちゃんには騙されない』番組概要
スタジオMCを務める神尾楓珠さんと、過去『オオカミ』シリーズに出演していた女性メンバーが出演します。夜景の見えるレストランでのロマンチックなデートや至近距離での2人きりの料理デートなど、胸キュン要素いっぱいのデート模様をお届けします。しかし4名の女性メンバーのなかには、神尾さんのことがタイプだと嘘をついている”オオカミちゃん”が一人以上潜んでいます。「国宝級イケメン」とも呼び声が高い神尾さんと、過去『オオカミ』シリーズ史上屈指のモテ女子メンバーによる甘いデート模様を楽しみながら、神尾楓珠さんは番組MCとして女の子の嘘を見抜くことができるのかを検証する、恋愛バラエティ番組です。
放送開始日時:2022年1月23日(日)夜10時~
▼出演:
第1話:神尾楓珠、ミチ、Hina
第2話:神尾楓珠、佐藤ノア、川口葵
MC:飯豊まりえ、滝沢カレン
▼放送日時
第1話:1月23日(日)夜10時~
第2話:1月30日(日)夜10時~
▼放送URL
第1話:https://abema.tv/channels/abema-special/slots/Dretnwtg94ffFV
第2話:https://abema.tv/channels/abema-special/slots/E2bUcxn8eDynkF
放送チャンネル:ABEMA SPECIALチャンネル