スピワ小沢も狙われた! SNSを悪用した「"本物よりも本物"詐欺」が流行中
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 17日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、Twitterを悪用した最新の詐欺の手口が紹介された。

 この日は「これが2022年の裏トレンドだ! 裏流行語SP」と題して、裏社会ライターで編集者の草下シンヤ氏、歌舞伎町を研究する大学生作家の佐々木チワワ氏、雑誌『実話ナックルズ』編集者のバーガー菊池氏をゲストに招き、去年から今年にかけて裏社会で流行る、流行った言葉は何なのかを紹介していった。

 「裏社会を騒がせた事件部門」として登場したのは「『本物よりも本物』詐欺」というもので、草下氏はTwitterを使って行われているものだと説明。

【動画】最新の手口「"本物よりも本物"詐欺」の見抜き方(22分頃)

スピワ小沢も狙われた! SNSを悪用した「"本物よりも本物"詐欺」が流行中
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 ZOZO創業者の前澤友作が実施した「お金配り」を模倣し、それをエサにして詐欺のターゲットとなるアカウントを集めるそう。そうして集められた人たちは「養分」と呼ばれ、ポイントを購入させる、他サイトに誘導する、闇バイトの紹介といった勧誘行為を受けるのだという。

 いわゆる「詐欺のスキームの最初の部分」を担う養分集めに、有名人に偽装したアカウントを作成。まず詐欺師は転売されているという「乗っ取られたアカウント」を購入するが、その条件が「5万、10万といった多くのフォロワーを持つ」ことと「Twitterのブルーの認証済みバッジがついている」こと。

 アカウント購入後は「この人ならお金配りをやりそうだな」と思わせる人物のアカウントから、アイコンやヘッダー情報を流用して偽装。適当な日本人のアカウントをフォローしてフォロー返しを狙い「最新のフォロワーも日本人」という体裁を作ってしまうそう。

 結果、本人には認証済みバッジがついていないのに、詐欺師が使う偽アカウントには認証済みバッジがついているという「本人よりも本人に見える」状況が発生。「お金を配ります」などといって情報を拡散させ、詐欺のターゲットを見つけるのだという。

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 すると小沢一敬は「YouTuberのなりすましからDM来たよ」と告白。最初は挨拶程度に思っていた小沢だったが、その人物は「10万円を配る」といったメッセージを送付してきたそう。小沢がその人物の名前を検索してみると、まったく同じ名前を名乗るアカウントが2個出てきたためなりすましに気づいたのだとか。

 なりすましの見抜き方として草下氏は「ツイート」「フォロワー」といった内容を確認して判断することも大事だと、注意を促していた。

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