17日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、驚くべきホストへの貢ぎ方が紹介された。
この日は「これが2022年の裏トレンドだ! 裏流行語SP」と題して、裏社会ライターで編集者の草下シンヤ氏、歌舞伎町を研究する大学生作家の佐々木チワワ氏、雑誌『実話ナックルズ』編集者のバーガー菊池氏をゲストに招き、去年から今年にかけて裏社会で流行る、流行った言葉は何なのかを紹介していった。
「裏社会を騒がせた事件部門」として登場したのは「1000万円のもやし事件」というもので、佐々木氏はホストクラブには最近、酒以外のさまざまな商品が登場していると解説。
【動画】もやしの他に超高額会計になった驚きの商品たち(32分頃)
メニューを注文することをホスト用語で「おろす」と表現するが、佐々木氏は「たとえば青汁を100万円とか、担当の髪の毛を100万円とか、好きなものを好きな値段でおろせるようになってきた」と語ると、スピードワゴンの2人は目を丸くして驚いた。
理由について佐々木氏は「SNSでそれをやったほうがバズるから」と説明。ホストがアイドルのように“推し”化しており、酒を飲ませるより「お米1キロ10万円でおろしました」といった「こんなものをこの値段でおろしました」というアピールのほうが重要視されるようになってきたのだという。
そこで去年現れたのが「もやしに1000万円使う客」で、佐々木氏は「推しのホストにお金を使いたい」という理由から「もやしがバズる」と思い付き、今回の行為に至ったのではないかと推察した。
佐々木氏によるとホスト側も「〇〇万円で〇〇をおろしました!」と宣伝したり、炎上目的で「200万の酒なんて俺には安すぎる」と高いお酒を飲まずに捨てるといった行為をSNSに投稿しているそう。
「結局目立ったもん勝ち、みたいなところで過激なことをSNSで(投稿)する方は増えている印象」と語ると、小沢一敬は「すべての元凶はSNSじゃん!」とすっかり怯えてしまっている様子だった。
井戸田が「とにかくバズることを目的としているから、その過程はどうでもいいんだ」と問いかけると、佐々木氏は「そういう子が増えてきているのが、最近のホスト事情」とまとめていた。