精子ドナーをインターネットで探す、現代社会のリアル。『恋仲』『好きこと』を手がけた月9プロデューサーが贈る、2022年ABEMA一発目となる渾身のオリジナルドラマ『30までにとうるさくて』。その第3話では、とある事情から子供を早急に産みたいと願う29歳独身バリキャリが「選択的シングルマザー」の道を歩むため、インターネットで精子ドナーを探す様子が描かれた。
【動画】ドナー候補の男性と面談を繰り返す恭子(21分30秒頃~)
美山遥(さとうほなみ)、三浦恭子(山崎紘菜)、藤沢花音(佐藤玲)、佐倉詩(石橋菜津美)ら仲良し女子4人組には共通点がある。全員が29歳の独身であり、恋に仕事に結婚、出産、女性ならではの様々な悩みを抱えながら、煌びやかなTOKYOで必死にサバイブ中。令和の20代女性が抱える本音が詰まったABEMA版『SEX AND THE CITY』と言えるドラマだ。
恋愛もセックスも結婚も興味がない、でも子供はほしい。29歳独身女社長の恭子は、婦人科系の疾患が見つかったことから、子どもを持つことを真剣に考えはじめる。しかも医師からは「子供を持ちたいならば早いうちに」と言われる。しかし結婚への魅力も希望も見いだせない恭子は「選択的シングルマザー」という道があることを知る。
そして第三者の精子を使って子どもを授かることを目的とした精子ドナーのマッチングサイトに辿り着き、SNSを使ってドナーを探すことに。恭子曰く、日本の場合は病院で精⼦提供を受けられるのは夫が無精⼦症の夫婦のみという決まりがあることから、恭子のような独身の場合は、民間のマッチングサイトを利用するしかないのだという。
ある日のカフェ。恭子はサラリーマン風の男性とお茶をしている。他愛ない会話を交わした後、男性は「性病もクリアで精⼦の運動量もこの通り問題がないです」と書類を見せる。彼はマッチングサイトでヒットした精子ドナーだった。だが恭子的にはこの男性にピンと来るものがなく、リストから削除する。
そんな中、恭子はSNSを通じて横尾という男性と出会う。横尾は医療関係の仕事をしており、姉が不妊で悩んでいたことをきっかけに、ボランティアで精子ドナーの活動を行っているらしい。恭子はドナー相手を横尾に決めて、次回の排卵日に精子を受け取ることにする。緊張の恭子は、詩同席の上でホテルの一室で横尾と再会。精子を受け取り、謝礼を渡す。
ボランティアと聞いていた詩は「え?お⾦払うの?」とビックリ。すると恭子は「多少ね。これから何度もお願いすることになった場合に、こっちが申し訳なくなってきちゃうから。多少は出した方がいいんだって」と暗黙のルールがあることを説明する。そして恭子はシリンジを手に取り…。気になる続きは2月3日(木)22時より放送。