2021年3月に日本公開された映画『モンスターハンター』にてハリウッドデビューを果たすなど、女優として活躍の幅を広げる山崎紘菜(27)。現在放送中のABEMAオリジナルシリーズ新作ドラマ『30までにとうるさくて』で主演を務めている。
【動画】山崎紘菜が思う“30歳”「女性にとって答えを迫られる年齢なのかな」
このドラマは、東京を生き抜く29歳の独身女性たちの恋、キャリア、性、友情をテーマに、女性であるがゆえに抱えるリアルな悩みや焦り、怒りなどをユーモラスかつ痛烈に描いたストーリー。その中で山崎は恋より結婚よりも、バリバリ働く仕事第一主義者の敏腕社長・三浦恭子を演じている。
そんな山崎が「ABEMAエンタメ」の取材に応じ、役に共感した瞬間や役作りで心掛けていたことを明かした。
――ドラマの印象について教えてください
山崎:“30歳”を目前にした女性の葛藤だったり焦りだったりとか、女性の病気だったり子宮の病気だったり、センシティブな問題をたくさん扱っていて、全く新しいじゃないですけれど、結構攻めたドラマだなと思いました。
――ドラマでは“結婚に興味はないけど子どもが欲しい”敏腕社長を演じていましたが共通点はありましたか?
山崎:今は20代後半になって、周りが結婚したりとか出産をしている中で「家族を持つって素敵なことだな」と思ってはいるんですけれど、10代後半の仕事をしたての頃とか、20代前半の頃はすごく仕事に突き進んでいて、私も恋愛とかの隙間があんまり意識としてなかったなと思うので、その時の自分と恭子の仕事観・恋愛観っていうのは似ているなと思いました。
――役作りで心掛けたことや意識したことはありますか?
山崎:テンポは絶対に落としたくないと思って、4人で話すときはなるべく、変な間を作らないとか。カフェとかで隣に座っている人って、すごい速さでスピード感を持って喋っていたりするじゃないですか。それがリアルなスピード感だと思うので、それを目指したくて結構早口とか間を置かない、ズバッって言うということを心掛けてはいました。
――撮影を終えての心境を教えてください
山崎:4人の掛け合いがすごく大事になってくるドラマなので、セリフ量もかなり多くて、すごく大変なところがあったんですけれど、4人の絆じゃないですけれど、共演した3人に支えられて、この4人だからこそ全う出来たんじゃないかなと思いました。この4人と出会えて本当に良かったなと思いました。
――山崎さんは2年後に30歳を迎えますがどんな心境ですか?
山崎:年齢についてあんまり考えたことはなかったんですけれど、今回のこの作品に携わらせていただいて「20代、30代ってどういうことなんだろう」とたくさん考えたんですけれど、“30歳”というのは女性は特に答えをすごく迫られる年齢なのかなと。「仕事はどうするの?結婚はどうするの?出産はどうするの?」とすごく周りから答えを求められる時期だなっていうのはすごく思いましたね。
山崎らが主演するABEMAオリジナルシリーズ新作ドラマ『30までにとうるさくて』第4話は2月3日、木曜日よる10時に放送予定。
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