アイドル活動の集大成となる2nd写真集『夜が明けたら』を発売した、乃木坂46の新内眞衣(30)。2月10日、東京国際フォーラムで行われる卒業セレモニーをもってグループを卒業する。
そんな新内が『ABEMAエンタメ』の単独取材に応じ、乃木坂46の約9年間の活動を振り返るとともに、卒業間近の率直な思いを語った。
――どのようなときに卒業を実感しますか?
「“最後”が多くなってきて(卒業を)実感しますね。冠番組は9年間、毎週ではないですけど収録があったので、共演者の方やスタッフさんも含めて『この場で会うのはもう最後なんだな』と思うと寂しいです」
――写真集では20代最後の姿を収めている新内さん。これまでを振り返ると、どのような20代でしたか?
「“乃木坂一色”な20代でしたね。オーディションに応募したのも20歳だったので、すごく刺激的でした。良いことも悪いことも、たくさん経験できて楽しかったです」
――2期生メンバー募集オーディションに受かったときは、複雑な心境だったそうですね。
「大学3年生で就職活動をしていたら、『乃木坂2期生募集』っていう(案内を見つけて、)『1個ぐらいこういうのを受けてみても面白いんじゃないかな』と思って、書類を出したら受かりました。当時は『どうしよう』でしたね。第一志望の企業(の選考)も良いところまで進んでいたので。どっちの選択肢もありましたから、すごく悩みましたね」
――これまでのグループ活動で、特に印象深かったことを教えてください。
「初めて東京ドームで(ライブを)やらせていただいたときは、すごく感動しましたね。(会場が)大きいところですし、誰もが目標にするような場所だったので。でも(乃木坂46に)入った当時は、東京ドームなんて夢にも思っていなかったです。あっという間に過ぎ去ってしまった感じだったんですけど、すごく感動したのを覚えています」
――人気ラジオ番組「オールナイトニッポン」のパーソナリティーをやっていて、良かったと思えたことはありますか?また、新内さんにとって“ラジオ”はどのような場所ですか?
「みんなすごくフランクに話しかけてくれるんですよ。街中にいる方から『ラジオを聞いている』みたいな。『ありがとうございます』としか言えないんですけれど、すごくフランクに話しかけてくださるので、うれしいです。(ラジオは)“私の輝ける場所”だったと思います。毎週深夜1時にみんな(メンバー)と会える場所といいますか、すごく大事にしていた場所です」
――9年間、活動を共にしてきた乃木坂46のメンバーはどのような存在ですか?
「仲間です。友達ではないです。だからこそ絆も深いし、一緒に戦ってこられたんだなって思います」
――新内さんが思う、“乃木坂46の魅力”を教えてください。
「(メンバー)それぞれに尊敬できるところがあって、誰一人欠けてはいけないなって思うくらいみんなのことが大好きです。その中にずっといられたことが幸せだったので、生まれ変わってもまた同じメンバーでやりたいなと思います」
――生まれ変わっても、またアイドルになりたいですか?
「乃木坂46(のオーディション)だったら受けます。(他の)アイドルオーディションだったら、多分受けないと思います。乃木坂じゃなかったら頑張れなかったので。メンバーと『自分の子どもが生まれたときに“アイドルやりたい”って言ったらどうする?』という話をよくするんですけど、結構みんな反対なんですよ。乃木坂だったら良いけど、乃木坂じゃなかったら『ちょっと……』みたいな。それぐらいみんな人が良かったので、すごく良いところにいさせていただいたなと思います」
――卒業後に叶えたい夢はありますか?
「ずっと支えてくれていた母と旅行に行きたいです。『ヨーロッパを回りたいね』という話をしていたんですけど、今こういうご時世なので、ちょっと(時期を)待つか国内(で旅行)に行くかという感じですね。(写真集の撮影で訪れた)石川に行きたいです。連れていってあげたいです」
(『ABEMA NEWS』より)
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