コロナ禍で日本経済が大打撃を受ける中、新宿・歌舞伎町の“夜の街”で経済を回していたホストクラブは今どのような状況にあるのだろうか。1月31日放送のABEMA「給与明細」では、繁忙期のクリスマスにホストクラブへと潜入。現在の経済事情を探った。
【動画】2日で売上1億円!?歌舞伎町の人気ホストクラブの現状
約300店舗のホストクラブが乱立する“夜の街”歌舞伎町。そんな激戦区で新勢力として台頭しているのがエルコレグループ・Club Leoである。代表を務めるのは2年連続で売り上げ成績2億円を叩き出したNo.1ホスト・平良翔太さん。未経験の1年目から偉業を達成した平良さんは、代表として店を支える一方で、月間指名本数100本以上を継続。クリスマス2日間の売り上げ目標を尋ねたところ、「店全体で言うと、2日間で1億円いけたら嬉しい」と意気込みを見せていた。
Club Leoのクリスマスは連日ほぼ満席の大盛況。1本450万円のウォッカや1本600万円のブランデーなど高額オーダーが次々に入り、金額に応じて異なるシャンパンコールも飛び交った。クリスマス2日間を終えて来客組数は100組を超え、高額シャンパンの注文はおよそ70本。売り上げは合計で約7000万円に達したという。なぜクリスマスが一番盛り上がるのか平良さんに質問したところ、「お店側からも特典がある。幹部の人からクルージングディナーやヘリコプターデート。これだけ使うんだから、これもらってもいいって感覚でお客さんもお金を使える」と説明。「通常営業日と比べると6~8倍ぐらいは売っている」と明かした。
総勢72名のキャストが在籍しているClub Leoだが、ホストで一流と言われるには月間1000万円以上の売り上げを立てることが必須。その称号を勝ち得るのは全体の10%ほどだという。そんな中、平良さんと幼馴染の同級生で、広告業界からホスト業界へと転身、わずか1年半でNo.2へと上り詰めたのがKIDさんだ。KIDさんはホストクラブについて「誰についていくかで環境が変わる。人格も変わる。暴力が多い店舗に入ったら辞めて水商売は嫌だってなったり、遊び人が好きなところに入ったら本当に女ったらしのお金も稼げないゴミクズの男になる」と主張。また、平良さんは「キャバ嬢が“なりたい職業ランキング”に入るように、僕はホストが入る時代が来てもいいと思っています」と夢を語った。
(ABEMA/給与明細より)
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