アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」第5話は、空条承太郎(CV:小野大輔)と空条徐倫(CV:ファイルーズあい)、父娘のわだかまりが解消されるストーリーだった。徐倫役を演じる声優のファイルーズあいは、「個人的に大好きなエピソードです…」とコメントしている。
「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」は、漫画家・荒木飛呂彦による「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの第6部にあたる作品。空条承太郎の娘・空条徐倫が罠にはめられて刑務所に収容されることから始まる物語だ。
前回の第4話「面会人 その2」では、男囚のジョンガリ・Aとの戦いに突入した。ジョンガリ・AはDIOの狂信的な部下で、ジョースターの血統に復讐しようとしている。ジョンガリ・A役を演じるのは声優の日野聡で、近年は熱血キャラのイメージが強いだけに、不気味な演技が注目された。視聴者からは「日野さんなのは意外だったけど似合ってる」「悪役な日野さん好き」「声が日野さんになったことで格好良さと愛嬌が200%増しになったジョンガリA」といった声が寄せられた。
最新話にあたる第5話「プリズナー・オブ・ラヴ」では、ジョンガリ・Aとの戦闘がなんと全部夢だったことが明らかになった。実際のところ、徐倫と承太郎は敵のスタンドに夢を見させられて、ゆっくりと身体を溶かされていたのだ。大ピンチの中で、承太郎は「お前のことは、いつだって大切に思っていた」と徐倫に伝えて、父娘の心の距離は近づいた。
涙を誘う展開に、Twitter上では「先はわかってるのに涙なしには見れなかった…」「父の愛を“理解”し、受け止めた徐倫の心を思うと、涙が止まらない」「涙が止まらない。涙が止まらないよ」「不器用なこの親子愛がとても泣けます」という声が相次いだ。
徐倫役の声優・ファイルーズあいは、「徐倫の中で大きな変化が訪れる、個人的に大好きなエピソードです…」と第5話についてツイートした。「徐倫が承太郎へ積年の想いをぶつけるシーンや、父の真意に気付いて強い決意を固めるシーン、大好き…何もかも本当に素晴らしかったです」と愛情いっぱいに物語を振り返った。
第5話「プリズナー・オブ・ラヴ」
【あらすじ】
面会室で目を覚ました徐倫と承太郎。二人は敵のスタンドに夢を見させられながら、ゆっくりと身体を溶かされていた。どこまでが現実で、どこからが夢だったのか。承太郎のスタンド「スタープラチナ」の能力で面会室から脱出した二人に、新たな敵の影が忍び寄る。
(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険SO製作委員会