8日、ABEMAとテレビ朝日が共同制作する新バラエティー枠『ネオバズ!~BUZZる!ネオバラ~』(以下『ネオバズ!』)にて『マッドマックスTV』の第30回が放送された。
今回は今年の第一発目放送され、反響を呼んだ『2022年こそマジでひろゆきを論破させちゃうぞSP』の放送に入りきらなかった名勝負をお届け。前回はひろゆきとバチバチになってしまった友近が、スタジオメンバーも絶賛するほどの華麗な論破術を展開した。
『告白を断る理由「私にはもったいないもっといい人がいる」優しさor偽善』というテーマを考えてきた友近は「告白する番組とかで観たことあるんですけど結果、その断り方って相手がずっと諦めきれないんじゃないか」と、偽善の立場を選択し「自分自身が悪く思われたくないっていう気持ちが入ってそうだなって思うんですよね」と主張した。一方、ひろゆきは自分が友近に告白されたと仮定し、でも実はものすごくDV男だったとした場合、『僕なんかより全然いい人いますよ』って言うじゃないですか?」と反論。すると友近は「極端な言い方をするとね!」と華麗な切り返しを見せた。
「相手のことを思うと断る理由としてのいい形ではないなと思うんですよね」友近が持論を展開すると、ひろゆきは「言えない理由を抱えている人が全員偽善者で悪なのか?ナシなのか?」と質問。すると友近は「私はその断り方は相手が諦めきれないからナシだなと思います」と返答。それでも「自分の状況を言うわけにいかない人もいる。それもナシにしちゃうとどうやって断ればいいんですか?」とひろゆきが食い下がると、友近は「だから『私は正直あなたのことを付き合う対象としては見れないんです』って言えばいい」とバッサリ。
これを受けひろゆきが極端な例を出して反論しようとすると、「そのパターンはまた別の論点になってくる」と言い、さらに「極論をおっしゃっているからいつもそうなんだけど、(テレビで)その断り方をした女の人を観て『ああ好感度を気にしているな』というふうに思った」と状況に飲み込まれず冷静に対応する友近。するとライス・関町知弘は「痺れるな〜!」とワイプから歓声を上げた。
そして判定はひろゆき1票、友近2票で友近の勝利。この戦いを受けスタジオでは「友近さんも熱くなる感じにもなっても良かったんだけど、そこをあえて大人のトーンで、ひろゆきさんが子供みたいな感じに見せる言い方をしていた」と分析する関町。やさしいズ・タイも「人間で戦っていましたよねと」と称賛し、MCのニューヨーク・屋敷裕政も「ディベートの小細工とかテクニックとかよりも『私の信念はこうやねん。言い負かしてくれや』っていうか」「すごいな友近さん」と絶賛。さらに「ちょっとひろゆきさんの人間が出た感じ」と関町が話すと、屋敷も「ひろゆきさんの仮面が外れた感じもあった」と頷いていた。