山崎紘菜、演技での意識の変化を明かす「相手のためにお芝居をするようになった」
山崎紘菜インタビュー
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 2011年に第7回「東宝シンデレラ」オーディションで、審査員特別賞を受賞し芸能界入りした女優の山崎紘菜(27)。2021年3月には日本公開された映画『モンスターハンター』にてハリウッドデビューを果たすなど、女優として活躍の幅を広げている。

【動画】おみくじの話で笑顔を見せる山崎紘菜(5:10〜)

 今年、女優デビュー12年目を迎えた山崎紘菜が、これまでの女優活動を振り返り、お芝居を含め仕事に対する意識の変化を「ABEMAエンタメ」に語った。

――女優活動12年目となる現在の活動を振り返っていかがですか?

山崎:10年何かを続けることっていうのは、ものすごく恵まれていることだなと思っています。一緒にスタートした同期の人とかも途中で辞めちゃった人もいるし、違う道を選んだ人もたくさんいるので。その中で毎年毎年、お仕事を頂けて、十何年続けてこられたことは本当にありがたいことだなと思っています。10年続けられた自分もちゃんと褒めてあげたいなと思います。

――2014年以降から数々の映画に出演されるなどご活躍されていますが、演技に対する意識や変化などありましたか?

山崎:お仕事を始めた頃は、自分のためにお芝居をしていたというか、「自分がどうやったら良く見えるか」だったり、「自分がどうしたらお芝居上手いと思ってもらえるんだろう」と思いながらやっていたところがあったんですけれど、最近は「お芝居をする相手にどれだけ良い表情してもらえるか」ということを考えて「自分じゃなくて相手のためにお芝居をするようになったな」というのを実感しています。だからどちらかというと、自分が撮られるところよりも相手が撮られるところに全力を注いでいるところがあって、「相手のいい表情とかお芝居を引き出せるようなお芝居をしよう」「共演した方が素敵になるようにお芝居をしよう」という風に意識が明らかに変わったなと思いました。

――2018年にはハリウッド映画『モンスターハンター』の撮影に参加されていますが、現場はいかがでしたか?

山崎:みんなすごく仕事を楽しんでやっているなというのを感じて、撮影の合間にクレープカーとかが来て、「みんなクレープカー来たよ。食べよう」と言って、カメラマンさんとか周りのスタッフの方とかも片手にクレープを食べながら色々な人と喋りながらお仕事をしていて。日本の現場だと喋ってたりとか、クレープ片手にお仕事するなんてとんでもないと。それはそれですごく規律があって素敵なことだなと思うんですけれど、「こんなに楽しんでいいんだ。こんなにやっぱり仕事って楽しむものなんだな」というのがたくさんその現場を経て学んだことだなと思います。

――ハリウッドの経験を経て感じたことがあれば教えてください。

山崎:「仕事だから、仕事だから」と思って何事にも取り組むとすごく辛いんじゃないかなと思うので、何事も「いや、これは好きでやってることだから。これは楽しんでやっていることだから」という風に捉えるようにするとすごく日々楽になるんじゃないかなと思います。

山崎紘菜、演技での意識の変化を明かす「相手のためにお芝居をするようになった」
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――初詣では、おみくじ引かれましたか?

山崎:大吉でした。私ずっと末吉しか出たことなくて。頻繁に神社とかにも行ったりするんですけれど、散歩がてらに。(その度に)必ず末吉だったんですけれど、大吉引いてテンション上がりました。

――幸先の良いスタートになりそうですね。2022年はどんな年にしたいですか?

山崎:去年よりもより多くの役に出会える年になったらいいなとは思います。色々な役を演じて、色々なことを学べて、去年よりたくさん笑えたらいいなと思います。

(『ABEMA NEWS』より)

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