アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」第6話では、スタンド能力に目覚めたエルメェス・コステロ(CV:田村睦心)と男囚のサンダー・マックイイーンの戦いが描かれた。マックイイーン役を演じる声優の奈良徹の怪演が称賛されている。
「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」は、漫画家・荒木飛呂彦による「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの第6部にあたる作品。空条承太郎の娘・空条徐倫が罠にはめられて刑務所に収容されることから始まる物語だ。
前回の第5話「プリズナー・オブ・ラヴ」は、空条承太郎(CV:小野大輔)と空条徐倫(CV:ファイルーズあい)の父娘のわだかまりが解消されるエピソードだった。Twitter上では「先はわかってるのに涙なしには見れなかった…」「父の愛を“理解”し、受け止めた徐倫の心を思うと、涙が止まらない」「涙が止まらない。涙が止まらないよ」「不器用なこの親子愛がとても泣けます」といった感想が相次ぎ、徐倫役の声優・ファイルーズあいも「徐倫の中で大きな変化が訪れる、個人的に大好きなエピソードです…」とツイートした。
最新話にあたる第6話「エルメェスのシール」では、エルメェスがスタンド能力「キッス」を武器にマックイイーンに立ち向かった。マックイイーンは、ネガティブな性格で自殺未遂を繰り返す強烈キャラだ。「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」でヌケサク役を演じるなど、アニメ「ジョジョ」ファンにとっては馴染み深い声優の奈良徹がマックイイーン役を演じた。
奈良の怪演は、視聴者に強烈なインパクトを与えたようだ。「コミカルなのに邪悪で狂気だよね」「情緒の高低差うますぎですわ」「このコロコロと変わる感情表現の上手さと不気味さ、奈良徹さんに任せて大正解だと思う」「奈良徹さんの怪演、見事でした」と称賛するツイートが相次いだ。
エルメェス役の声優・田村睦心はTwitterで、「漫画で読んだ時、マックイイーンはただただ怖かったのですが、アニメで声ついたマックイイーンはとっても好きです」と明かし、「もはや推しかもしれん」と“マックイイーン愛”をのぞかせた。
第6話「エルメェスのシール」
【あらすじ】
謎のスタンド「ホワイトスネイク」の能力によって、承太郎は自身のスタンドと記憶を具現化した2枚の「DISC」を奪われ、仮死状態となってしまった。徐倫は父の命を救うため、刑務所内に戻りDISCを取り戻すことを決意する。一方そのころ、スタンド能力に目覚めたエルメェス・コステロの前に、異常な男囚・マックイイーンが現れる。
(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険SO製作委員会