2度のアカデミー賞(R)ノミネート、人気・実力ともにハリウッドのトップを極めたウィル・スミス主演の最新作『ドリームプラン』の新場面写真が解禁された。
ウィル・スミスがプロデューサーとして映画化を熱望したのは、世界最強のテニスプレーヤー姉妹、ビーナス&セリーナ・ウィリアムズの破天荒な実父・リチャードの驚きの実話。金なし、コネなし、テニス経験なし。独学で「計画書」=“ドリームプラン”を作り、2人を育て上げたリチャードは、実はテニスだけでなく、学業や人としてのあり方の面においても教育を最優先する父親だった。
ウィル・スミスは、「一家が最も大切にしたのは信じる心と目的を達成するための努力だ。もちろんテニスに打ち込んではいたが、常に教育を優先させた。家族が一番でその次がテニスだ。こうした信念があったからこそずっと夢を追い続けられたんだ」と、信念と教育に力を注いだと指摘する。テニスの練習は宿題を終わらせた後、試合に勝った姉妹がおごりをみせれば厳しく諫めることも。
今回解禁された場面写真は、そんなリチャードの驚きの「教育法」をとらえている。仏頂面でテレビを見つめるウィリアムズ一家。父はディズニー映画『シンデレラ』を5人姉妹に見せて「あること」を学ばせようとしているのだ。本編が終わると、姉妹全員に「何を学んだ?」と感想を尋ねるリチャード。「礼儀正しさ」「勇敢なこと」など、娘たちの声に耳を傾けていたリチャードは、納得できずにもう一度最初から映画を観ようと言い出す……。
リチャードが『シンデレラ』を通して伝えたかったことは、姉妹の心を豊かにし、人として成長していくために不可欠なことだった。それはどんな願いだったのか。
ゴールデングローブ賞「主演男優賞」受賞を始め、すでに29の賞を獲得するなど、映画賞レースを席巻している同作。オスカーへの期待が高まる中、現地時間8日、「第94回アカデミー賞」のノミネーションが発表され、「作品賞」ほか堂々の6部門にノミネートされた。ウィル・スミスは、『ALI アリ』(2001)、『幸せのちから』(2006)に続いて、「主演男優賞」で自身3度目となるオスカーノミネーションを果たし、悲願のオスカー受賞に向けて大きな一歩を踏み出した。『ドリームプラン』は2月23日(水・祝)より全国ロードショー。
製作:ウィル・スミス、ティモシー・ホワイト、トレバー・ホワイト、セリーナ・ウィリアムズ、ビーナス・ウィリアムズ
監督:レイナルド・マーカス・グリーン
脚本:ザック・ベイリン 撮影:ロバート・エルスウィット(『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』)エンディング・テーマ:ビヨンセ「Be Alive」
出演:ウィル・スミス、アーンジャニュー・エリス、サナイヤ・シドニー、デミ・シングルトン、トニー・ゴールドウィン、ジョン・バーンサル
字幕:松浦美奈/字幕監修:伊達公子/映倫区分:G 配給:ワーナー・ブラザース映画
© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved