16日、テレビ朝日系のスペシャルドラマ『津田梅子 ～お札になった留学生～』（3月5日土曜よる9時）の記者会見が都内で開かれ、女優の広瀬すず、池田エライザ、佐久間由衣、内田有紀が登壇。ドラマの内容に即して、「結婚か仕事か」という選択を迫られたらどうするかという質問に広瀬が答えた。
日本の女子教育の先駆者で、女子英学塾（現・津田塾大学）の創設者・津田梅子（幼名・梅）の青春を描く同作。6歳で日本初の女子留学生として渡米、11年間の留学を経て日本に帰国したものの、思い描いていた仕事がなく、留学仲間が結婚という道を選ぶ中、自分はどうするべきなのか……。困難に直面したり思い悩む梅を広瀬が演じる。
そうした梅に照らし合わせるかたちで、「仮にご自身が結婚か仕事か、選択を迫られた場合にどういった決断をするか」といった質問が出ると、広瀬は「『わかりません』って言うと思います。わがままなので（笑）」と回答。
また、梅が父親に「自分のことは自分で選ぶ」と主張するシーンを引き合いに、「それってわりと現代人は当たり前の感覚というか、『人に決められるのはなあ』って思う部分もあったりすると思うんですけど。そのセリフをはっきり言った時に、『梅ってもっとこうなのかな、ああなのかな』っていう役への思考がどんどん働いたセリフの1つで」と明かしつつ、「ちょっと答えになってないかもしれないですけど、両方大事にしたいです」と語った。
