父親と母親は揃っていたほうが良い? 子宮の病気により「選択的シングルマザー」を検討する29歳の葛藤
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 子供のためには父親と母親は両方居た方が良い?29歳独身女性たちの様々な選択を描くABEMAオリジナルのドラマ『30までにとうるさくて』。第7話では、選択的シングルマザーを検討する29歳バリキャリ女性の葛藤が描かれる。

【動画】家族に「選択的シングルマザー」についてカミングアウト(28分10秒頃~)

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 美山遥(さとうほなみ)、三浦恭子(山崎紘菜)、藤沢花音(佐藤玲)、佐倉詩(石橋菜津美)ら仲良し女子4人組には共通点がある。全員が29歳の独身であり、恋に仕事に結婚、出産、女性ならではの様々な悩みを抱えながら、煌びやかなTOKYOで必死にサバイブ中。令和の20代女性が抱える本音を詰め込んだ“いま”のドラマだ。

 イベント会社を経営する恭子は、恋愛や結婚、出産にはまったく興味がなかったが、婦人科系の病気発覚をきっかけに、子供を授かることを望むようになる。しかし理想の相手はなかなか現れず、選択的シングルマザーとしての道を歩むことを決める。しかし精子ドナー詐欺に引っかかるなど前途多難だ。

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 選択的シングルマザーという生き方について、子持ちの姉・美香子に意見を求めた恭子は「父親と母親ってそれぞれ与えられるものが違う。だから両方いたほうがいい」との実感のこもった返答に「私は子供の立場に立って考えていなかった」とハッとする。しかし、自分がどのような形になればいいのか、答えは出なかった。

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 そんな中、花音に連れられた恭子は、高村の中学生の娘・愛梨と新大久保でランチをすることに。シングルファザーの高村に育てられた愛梨は、中学生ながらも高村の仕事や置かれている状況などを理解し「うちはお互い秘密はなし。なんでも話すのがルール」としっかりとした考えを持っていた。母親がいなくても父親と良好な関係を築き、自立しているような愛梨の姿に恭子は感動。「来てよかった」と何かを学んだかのような口ぶりで喜ぶのだった。

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 恭子は自分の家族には、病気のことも選択的シングルマザーになろうとしていることもすべて隠していた。しかし愛梨との出会いを通して勇気をもらった恭子は、病気のことも選択的シングルマザーの事についてもすべて姉にカミングアウト。涙を堪えながら「ホントは妊娠するまで言わないつもりだった。家族に反対されても関係ない。これは私の問題だと思っていた。でもそんなんじゃ生まれてくる子と胸張って向き合えない。できれば何でも本音を言い合ってお互いにいちばんの味方になれる、そういう家族を作っていきたいから」と。

 秘めていた想いをすべて吐き出した恭子に美香子は「ひとりで子育てなんてできない。父親がいないならなおさら周りの支えと協力が必要」と驚くことなくアドバイス。意外な反応に恭子がビックリすると「ひとりじゃないってこと。よく言ってくれたね!恭子なら大丈夫!」と味方になることを約束するのだった。次回、最終回は3月3日(木)22:00より放送。

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