婚約者と復縁し、ドレス試着に臨んだものの、29歳独身女子がまさかの大号泣。一体なぜ?そこには深い理由があった。
【動画】ドレス試着で号泣…婚約者に「結婚できない」と告げた理由(39分40秒頃)
3月3日に放送されたABEMAオリジナルドラマ『30までにとうるさくて』の最終回。美山遥(さとうほなみ)、三浦恭子(山崎紘菜)、藤沢花音(佐藤玲)、佐倉詩(石橋菜津美)ら仲良し女子4人組には共通点がある。全員が29歳の独身であり、恋に仕事に結婚、出産、女性ならではの様々な悩みを抱えながら、煌びやかなTOKYOで必死にサバイブ中。令和の20代女性が抱える本音が詰まったドラマだ。
婚約カップルだがセックスレスが長く続いていた遥と奏多。しかも遥は不特定多数とワンナイトラブをするなど、性欲が強め。それでも奏多とのスキンシップを増やしたい遥は奏多を連れてセックスセラピーを受ける。それが功を奏して二人のレス解消は目前…と思いきや、同僚とのワンナイトラブを理由に、遥は左遷&奏多と婚約破棄というダブルパンチ。だが体調を崩した遥に手を差し伸べたのは、遥のことが忘れられない奏多だった。そして二人はベッドを共にする。
晴れて復縁&レス解消となった遥に、奏多は改めてプロポーズ。もちろん遥も二つ返事でそれを受け入れる。ところがレス解消後に「思っていたのと違う。しっくりこない」と遥はモヤモヤを抱えてしまう。いつもの親友メンバーからは、適応障害が原因だと励まされるのだが…。
メンタルクリニックを訪れた遥は、プライベートの状況が回復したこともあり、医師からは復職を勧められる。しかし遥にその意志はなく、退職することを決める。結婚し子供を産み、家庭に入るのだと。最終出社日。隣に座るかつてのバリキャリ先輩から遥は「実は私も辞めるの。ママ友と起業しようと思って」と告げられる。バリキャリ先輩は子供を育てながらも、休日返上でネクストキャリアのためにコツコツと準備をしていたのだという。知られざる努力に遥は驚くとともに、関心を抱く。
遥は失恋後に出会ったトランペッターの悠斗と遭遇。再びライブに誘われ、終演後に「話したいことがある」と意味深に誘われる。これにいつメン女子友は「口説かれている!絶対に行ってはダメ!」と奏多との仲を大切にするように忠告。
やはり悠斗のライブに足を運んでしまった遥。てっきりコンサート後に口説かれると思い込んでいたら、まさかの打ち上げBBQの誘いだった。そこで悠斗は、トランペットのマウスピースを作る職人になる夢を実現させるため、バンド活動を終了させることを遥に打ち明ける。希望に満ちた悠斗に眩しさを覚えた遥は、奏多との関係に悩んでいる本音を漏らしてしまう。「今結婚のチャンスを手放したら私何もなくなる。もう29歳なのに。取り返しがつかない」と。それに悠斗は「どうしてそんなに年齢にこだわるんですか?そんなものに縛られるのってバカらしいと思いませんか?」と告げて、遥をハッとさせる。
恭子の誘いもあって、奏多も含めてみんなで遥のウエディングドレスの試着会をすることに。しかし遥だけは気乗りがしないようだった。ウエディングドレス試着当日。楽しそうな奏多や親友たちとは違って、どこか浮かない表情の遥。鏡に映るドレス姿の自分の姿を直視した途端、抑え込んでいた感情が爆発。「私、奏多と結婚できない。二人で一緒にいても満たされない感じがする。30までに結婚しなきゃとか、キャリアも諦めずに頑張らなきゃとか、いつも周りに合わせてばっかりで。でもそれじゃダメ。どうしたいか何がしたいのか、それを自分で見つけない限り幸せになんてなれない」と号泣しながら吐露し、奏多との決別を決める。
すべてを清算した遥に後日友人たちは「一生忘れないトラウマ」「ゲスい」「拷問」といじるも、カフェのマスターであるみちるは「自分の気持ちに正直に生きないと、結局相手を不幸にする」との名言を放つ。職も失い彼氏も失った遥に詩は「これからどうするわけ?」と聞くのだが、そこで遥が打ち明けた予想外のネクストステップ計画とは?最終回はABEMAで絶賛配信中。