ハイスペック狙いの婚活希望女子が最後に選んだのは無職のシングルファーザーだった!ABEMAオリジナルドラマ『30までにとうるさくて』がついに最終回を迎え、まさかの感動展開にSNSでは「かのんちゃんみたいになりたい〜 」「かのんちゃん幸せそう」「告白のシーンめちゃ良かった…!ドキっとした………!!!」との声が挙がっている。
【動画】ハイスペ狙いの婚活女子、無職シンパパに涙の逆プロポーズシーン(32分30秒頃~)
美山遥(さとうほなみ)、三浦恭子(山崎紘菜)、藤沢花音(佐藤玲)、佐倉詩(石橋菜津美)ら仲良し女子4人組には共通点がある。全員が29歳の独身であり、恋に仕事に結婚、出産、女性ならではの様々な悩みを抱えながら、煌びやかなTOKYOで必死にサバイブ中。令和の20代女性が抱える本音が詰まった切実な群像劇だ。
婚活女子の花音は、競馬場で出会ったハイスペ社長・高村のもとで秘書として働き、距離を縮めていく。しかしそんな中、高村がシングルファザーであることが判明。さらに高村は会社都合で社長の座を追われてしまう。高村の娘・愛梨とも交流のある花音は高村から「ついてきてほしい」と起業のパートナーとして誘われるが、無職子持ちは「さすがに無理!」と思い断ってしまう。だが内心にモヤモヤを抱える花音だった。
花音は新社長のもとで秘書の仕事を続けていた。以前とは違い、プライベートで食事に誘われると戸惑いながらも笑顔で受けることにしていた。そんな折、新社長と向かった取引先との打ち合わせで、高村がかねてから取り組んでいたアフリカ産ワインの新事業の資金繰りに苦しんでいることを知ってしまう。
吹っ切れたはずの花音だったが、かつて高村が作っていた資料を見直したり、会社経営者である恭子に融資の相談をしたりと動いていた。恭子は「婚活や前職のお偉いさんを当たってみれば?」とアドバイスしながらも、高村を気に掛ける花音の姿に「なんでそこまでするの?吹っ切ったんじゃないの?」と不思議がる。そんな中、高村の娘・愛梨から、高村が警察に保護されたという連絡が花音のもとに入る。
愛梨とともに警察署に向かう花音。すっかり泥酔している高村だったが、居酒屋で揉めていた客の仲裁に入り喧嘩に巻き込まれてしまったらしい。なんとか高村を自宅に連れ戻した花音は「パパもうだめだ。1人じゃなにもできないんだ。だからもう諦める。ごめん」という高村の弱音を聞いてしまう。差し出された手を思わず握ってしまいそうになる花音だったが、躊躇してしまう自分もいて葛藤は大きくなるばかりだ。
気乗りしないままに新社長との食事の席に着いた花音は、新社長から「一緒にいると楽しい。お付き合いしている人は?結婚するならばどんな人がいい?」などと口説きともとれるような質問を浴びせられる。言葉に詰まる花音が思い出していたのは、高村の姿だった。
そのテーブルに、かつて愛人稼業をしていた真帆がやって来る。彼女は今では立派なレストランオーナーだ。真帆がワインを注ぐ姿にひらめきを覚えた花音は、立ち上がり「あの、話しあがるんですけど!」といきなり声をかけてしまう。
夜道を猛ダッシュする花音。目的の場所にいたのは、なんと高村だった。泥酔事件を謝罪する高村に花音は「辞めないでください!」と一言。そして、アフリカ産ワインに興味を持ってくれるオーナーを見つけたことを報告する。「ダメだったらまた探します!高村さんに賛同して協力してくれる人がほかにも絶対にいます!」と熱弁する花音に高村が「どうしてそこまで…」と驚くと、ついに花音は「高村さんのことが好きなんです!これからは私が高村さんの側で支えていきます!だから自分のしてきたことを否定しないで諦めないでください!これからは私がついています!一緒に新しい会社をつくりましょう!」とまさかの逆プロポーズ。
年収2000万以上の男性を目標としていた花音が最後に選んだのは、無職のシングルファザーだった。「子持ちのシングルファザーはなしだと言ってなかった?しかも高村さん今無職だよ?年収2,000万円は?」と驚く恭子に、花音は納得したような表情でこう告げる。「年収の高い男を捕まえるより、年収高い男に育てる方が早いよね。私が高村さんを稼げるようにしてあげる!」と。満面の笑みの花音のその後とは?最終話はABEMAで絶賛配信中。