ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、連日Twitterやテレビ番組で持論を展開している橋下徹氏。12日に生出演したABEMA『NewsBAR橋下』でも、ゲストの東国原英夫氏と1時間にわたって議論を繰り広げた。
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日本への影響について東国原氏が「ずっと様子を見ていると、中国がどう出るのかと思う。攻めてくるとは思うけれど、今回のことを国際社会が許さず、“ほら、ロシアは世界から叩かれてこんなふうになりましたよ”というのを見ていれば、そう簡単には手を出せないと思う。そしてドイツは安全保障政策を転換した。日本も考えなきゃいけない時期」とコメント。
橋下氏は「“NATOとロシアが協議して政治的な妥結を図るべきだ”という僕の意見に対する反対論も、そこが一番大きいと思う。ここでロシアと協議をしてしまったら、中国に“なんだ、軍事侵攻をやったとしても最後はこういう形で済むのか”と甘く見られるんじゃないか、だからこそロシアに譲歩しちゃいけないんだ、と。ただ、中国が出てくることを抑えるのは日本の安全保障の話で、そこは日本が防衛力を強化して対処すればいい。ウクライナの人たちにあれだけの犠牲を払わせておいて日本の安全保障が…と主張するのは、僕は筋が違うと思う。“ウクライナの人たち頑張ってくれ”派の人たちの見解が100%間違っているとは言わないが、そこを認識してほしいと思う。スウェーデンだってフィンランドだってジョージアもモルドバもいろんなことを言っているし、まずはヨーロッパの安全保障を考えないと」と話していた。(ABEMA/『NewsBAR橋下』より)