内山信二が詐欺被害に遭った経験から詐欺師の見分け方を語り、独特の視点でスタジオの面々を唸らせた。
3月16日、テレビ朝日とABEMAが共同制作する「“ネオバズ”水曜日『2分59秒』」#23が放送。「詐欺師を見分ける3つの方法」というスピーチを展開した内山に、千原ジュニアらが感嘆の声を上げた。
この番組は、「人間の集中力は3分しか持たない」という仮説のもと、制限時間2分59秒内で、各界のゲストたちがズバズバ世間に訴えかけるスピーチバラエティ。MCは千原ジュニア、日向坂46・佐々木久美。
今回は「春の詐欺撲滅スピーチSP」。子役として芸能界歴が長い内山は、これまでに2つ詐欺被害に遭ったそう。「芸能界長いと、そういう人たちが近づいてくる」と注意を呼びかけた。
1つ目の詐欺は、タイで栽培されているというゴムの木の投資詐欺。知り合いの社長と銀座で飲んでいた時、文字盤が見えないほどギラギラした腕時計を着けた、小太りの60歳前後の男性と出会ったのが運の尽きだった。
ロールスロイスに乗ってバーやクラブで豪遊できるほどお金がある理由を聞くと「ゴムの木に投資している」と言われ、内山は100万円、知り合いの社長は1000万円を小太りの自称投資家に託すことに。ところが、その男性とは半年後に連絡が取れなくなり、タイのゴムの木も偽装だったことが発覚した。
2つ目の詐欺は、カニ漁投資詐欺。六本木のバーで出会った50歳の小太りの男性は「カニ漁」に投資していると言い、「一口30万円で、大量に獲れたら300万円になることもある」「獲れなくても、正月に大量のタラバガニが届くからどうだ?」と持ちかけてきたそう。ところが、正月になってもカニは届かず、男性とも音信不通に。
内山は「この2人には3つの共通点がある」と語り、(1)小太り、(2)ガツガツ投資話をしない、(3)やたら鏡を確認できるところに座る とポイントを力説。(3)について、「たぶん投資話中、嘘ついている顔がバレないように、ずっと確認するため」「お寿司屋でもバーでも、顔が確認できるところに座る」と経験談から出した答えを披露した。
(3)の根拠を語っている最中、ジュニアは驚きで真顔に。スピーチ後は「はぁ~!!」と感嘆の声を上げ、「すごいね3つ目」と内山の理論に納得していた。