2019年の2月にステージ4の舌がん(左舌扁平上皮がん)、4月に食道がんの手術を受けたタレントの堀ちえみが15日に自身のアメブロを更新。“生き地獄”だった術後の状態を振り返った。
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この日、堀は「昨日はリモートボイトレがありました」と報告。「先週のボイトレから、何かが自分の中で変わり」と述べ「術後『歌うということ』に関しての、二度と味わうことは無理だと思っていた、『奇跡』の体感を得ることができました」とボイストレーニング中に実感したことを明かした。
続けて「歌うことが辛くてしんどくて、体力を使うことではなく、まるで自分の体から自然に流れてくるような」とつづり「鼻歌ではなく、きちんと体の底から出ている。いくらでも歌えるし疲れない状態」と説明。「10代の頃に味わったきり、あれ以来歌に関して、このようなことは味わったことがなかった」といい「ここに辿り着けるなんて、術後思ってもみなかった」と驚いた様子でコメントした。
また「普通に歌えることすら、出来るかどうかで絶望的でした」と振り返り「受け止めようとしても、私にとっては生き地獄で。メンタルもかなり、ダメージを受けていました」と当時を回想。「その中で何度も立て直し、出来ることを数えて。そちらに目を向けるように、自分自身でコントロール」と説明し「折れる気持ちを、紛らわしてきました」と告白した。
さらに「舌根が残っていたからラッキーだったとか、この状況を呪うことはやめて、常に『まだ有難かったんだ』と、そう思い感謝してきました」とコメント。「私にとって常に、毎日が『修行の時』でした」と明かし「それは今でも、もちろんそうです」「でもあの時に諦めていては、今の私はいません」「私は自分を信じてよかったと思っています」とつづった。
最後に「頑張れることがあるのは、生きていくうえで有り難いこと」と述べ「感謝して日々やれることを、コツコツと積み重ねていきます」と前向きにコメント。「次のポイントではどんな自分がそこには待っているのでしょう。楽しみしかありません」と期待を込めてつづり、ブログを締めくくった。