3月26日に放送されるTVアニメ『ドラえもん』の『泣くなジャイ子よ』に、声優の下野紘が初出演する。
ジャイ子の淡い恋を描く人気エピソード『泣くなジャイ子よ』は、ジャイ子が片思いに悩んでいることを知ったジャイアンが、なんとか相手に妹の思いをわかってもらおうと奮闘するストーリー。彼の前に出ると恥ずかしくてしゃべれないというジャイ子のため、ジャイアン、ドラえもん、のび太がひみつ道具“身代わりマイク”を使ってかわりに気持ちを伝えようとする。
下野が演じるのは、ジャイ子の恋の相手・茂手もて夫。バレンタインデーにチョコレートを100個もらったというウワサがあるほど、超モテモテの小学生だ。
■『ドラえもん』への特別な思いを告白!下野紘が“気のやさしい男の子”を熱演
『鬼滅の刃』や『進撃の巨人』をはじめとする数多くの作品で存在感を発揮してきた下野は、3月5日開催の『第16回 声優アワード』でMVS(Most Valuable Seiyu=ファンが選ぶ最も活躍した声優)に2年連続で選出された、人気実力派声優。
今回が『ドラえもん』初出演だが、「小さい頃から見ているアニメに出演できるなんて…純粋にうれしかったですし、感慨深かったです!声優やってて、本当によかったなぁ…って思いましたっ!!」と特別な思いを抱きながら参加したことを告白している。
茂手もて夫を演じるにあたっては、「どことなくのび太くんに似た雰囲気なのに、なぜか女の子にモテる茂手もて夫くん。でも彼自身はそんな自覚はなく、クセが強いわけでもなく普通の子だったので、気のやさしい小学生を演じようと心がけました」と細かく分析し、“やさしい声”で演じたことを明かした。
下野は「ボクが演じるもて夫がどんな活躍をするのか、そして、ジャイ子ちゃんはどうなってしまうのか…。楽しみにしていただきつつ、たくさんの方に見てもらえたらうれしいです!!」とファンへのメッセージを語っている。
今回フィーチャーされる“身代わりマイク”は、矢印を向けた相手に、自分の言いたいことをかわりにしゃべってもらうことのできるひみつ道具。ジャイ子の思いを伝えるために出したはずが、のび太の使いかたがグダグダで、なぜか矢印がもて夫に向いてしまうハプニングも。
そのため、声はもて夫のまま、「あたしジャイ子っていうの、よろしく」など、のび太がジャイ子になりきってしゃべったセリフをジャイ子に向かって話す…というややこしすぎる場面も出現。そんなジャイ子の恋をめぐるドタバタを、下野が軽妙に演じていく。
3月26日のレギュラー放送は、『泣くなジャイ子よ』と、エイプリルフールの騒動を描く『うそつ機』の2本立て。
■下野 紘(茂手もて夫 役)コメント
――『ドラえもん』に出演されることが決まったときの心境をお聞かせください。
ボクが子どもの頃…それこそ、保育園、小学校に通ってたくらいの小さい頃から見ているアニメに出演できるなんて…純粋にうれしかったですし、感慨深かったです! 声優やってて、本当によかったなぁ…って思いましたっ!!
――ジャイ子の恋の相手・茂手もて夫役を演じるにあたって心がけたことは?
どことなくのび太くんに似た雰囲気なのになぜか女の子にモテる茂手もて夫くん。
でも彼自身はそんな自覚はなく、クセが強いわけでもなく普通の子だったので、気のやさしい小学生を演じようと心がけました。
――アフレコはいかがでしたか? 収録した感想を教えてください。
今回、『ドラえもん』のアフレコに参加したのが初めてだったので、皆でアフレコできるのを楽しみにしてましたが、コロナという状況もあり、それがかなわなかったのは残念でした…。
――ご自身にとって、ドラえもんはどのような存在でしょうか?
昔、ウチに初めてビデオデッキが来たときに、父がビデオデッキと一緒に何本かビデオソフトももらってきて、その中に『のび太の宇宙開拓史』があって、妹たちと何度も見てました。その影響で、射的やあやとりもやってましたね…懐かしい!
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いいたします!
今回、茂手もて夫役で、初めて『ドラえもん』に参加させていただきました!!
ボクが演じるもて夫がどんな活躍をするのか、そして、ジャイ子ちゃんはどうなってしまうのか…。
楽しみにしていただきつつ、たくさんの方に見てもらえたらうれしいです!!
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