ギャングから更生したピン芸人が、コアラのマーチを1個盗み食いしただけで大騒動になる少年鑑別所のリアルを明かした。
【動画】コアラのマーチを耐えきれずに盗んだら…鑑別所生活のリアル
3月23日、テレビ朝日とABEMAが共同制作する「“ネオバズ”水曜日『2分59秒』」#24が放送。元ギャングのピン芸人・福田健悟が、少年鑑別所で暮らした時のエピソードを披露した。
この番組は「人間の集中力は3分しか持たない」という仮説のもと、制限時間2分59秒内で、各界のゲストたちがズバズバ世間に訴えかけるスピーチバラエティ。MCは千原ジュニア、日向坂46・佐々木久美。
今回は「罪を憎んで人を憎まずSP」。ゲストスピーカーたちが不良から更生した経験をスピーチした。
17歳でギャングチームのリーダーになった福田は、他のチームとの抗争がきっかけで少年鑑別所へ。当時の一番の楽しみは、4日に1回支給される「コアラのマーチ」だった。ところが福田は4日に1回と知らず、初日に完食する失態。3日目ついに我慢できず、夜中に他人の引き出しを明けてコアラのマーチを盗み食いしてしまった。
すると次の日「俺のコアラのマーチが1個無い」と周囲がザワザワ。福田は「まさか数えていたのか……と驚きました」と語った。
コアラのマーチ、えびピー、いかピーというチェックリストを渡され、甘い物が食べたい福田は毎回コアラのマーチを選んでいたそう。福田は「1日1個かと思って全部食べたのが不幸の始まり」と改めて説明し、ジュニアは「そうやって盗む奴がおるから、みんな数えてんねや」と鑑別所のサバイバル生活に目を丸くしていた。