『7.2 新しい別の窓(通称:ななにー)#49』に千原ジュニアがゲスト出演。ジュニアの引きこもり時代を救い、運命を変えた兄・千原せいじのエピソードに、視聴者から反響が寄せられた。
番組ではジュニアの半生を振り返ることに。1974年、京都・福知山市で生まれたジュニアは、3歳まで祖父母に育てられていたため、大変なおばあちゃん子だそう。
そんな中、進学校に通っていたジュニアは、中学2年生の時に周りの雰囲気に順応することができず、不登校となり、引きこもり生活をスタートさせることとなった。家族とも会話がなかったという。
そんなジュニアを救ったのは、ほかでもないせいじだった。既にNSC(吉本総合芸能学院)に入学し、離れて暮らしていたせいじは、大変仲の良かった弟の未来を心配したのか、電話をかけて「お前学校も行かずに部屋におるんやったらNSCに来い!」と伝えたという。
“なんとかしてこの部屋から出ないといけない”と思っていたジュニアは、そんなせいじの誘いでNSC入り。特にお笑いが好きなわけではなかったという。せいじに「大工になれ」と言われれば大工を目指し、「パティシエになれ」と言われればパティシエになっていたそうだ。香取慎吾が「せいじさん恩人ですね」とコメントすると、ジュニアは「そうですね。せいじが誘ってくれなかったらホンマに今でも部屋で膝抱えているかもです」と語った。
お笑いに興味がなかったジュニアだが、初めてのネタ見せでウケたのだそう。「同期はお笑い芸人を目指して入学してきたから、お笑いが大好きでノウハウを持っていたけど、俺は何も持っていない無茶苦茶な奴やったから、“何て無茶苦茶なことするんだ”というビギナーズラックでウケた」と当時を振り返った。しかし、そこで“ウケる快楽”を得て、今日の千原ジュニアがあるそうだ。
この兄弟の絆が感じられるエピソードに視聴者からは「いいお兄ちゃんだね、人生変えてくれたお兄ちゃんだ」「ドラマのようだ」「せいじ兄ちゃんに感謝だね」などのコメントが続々と寄せられていた。
(ABEMA『7.2 新しい別の窓 #49』より)