4日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、岡野陽一が“クズ芸人”の師匠たちから学んだという知識を披露した。
この日は「日本一詳しい業界芸人SP」と題して、ジャンルが細分化する芸人業界に詳しい人物を招集。「クズ芸人業界」岡野陽一、「ドラゴンボール芸人業界」R藤本、「ゲーム芸人業界」ペンギンズ・ノブオ、「モノマネ芸人業界」JPをそれぞれの業界の代表者としてゲストに招き、トークを展開した。
「業界を丸裸! 勢力図を見てみよう」のコーナーでは、岡野がクズ芸人業界の勢力図を披露。「第一線現役クズ芸人」ではヒコロヒー、ザ・マミィ・酒井貴士、ダイタク、相席スタート・山添寛、空気階段・鈴木もぐらなどがいることを紹介。特に鈴木は『キングオブコント』(TBS系)で優勝したことで、クズ芸人の知名度を押し上げたことを評価した。
『月曜The NIGHT』では幾度となくクズ芸人として登場してきた岡野だが、そんな岡野にも「師匠」にあたる人物がいるという。「岡野の師匠」枠には、グランジ・大、すーなか、スパローズ、鬼ヶ島・和田貴志、ロビンフット・おぐといった名前が並んでいた。
岡野よると、クズ芸人の師匠たちに出会ったのは自身がクズ芸人と呼ばれるずっと前。芸人になって2、3年目のとき、新宿にあるライブハウス「ロフト」で「人格破綻者の集い」というライブがあり、そこで出会ったという。岡野は当時、クズとしての心得の「ほとんどのことを学びました」と振り返った。
学んだことのひとつには「お金を借りるときは雨の日に借りたほうがいい」というのがあるという。小沢一敬が理由を尋ねると、岡野は「濡れてかわいそうに見えるので、借りやすい」と説明してスタジオの笑いを誘った。
師匠たちからのアドバイスは「ライフハック」だったと語る岡野は「封筒にお金を入れて貸してくれる人は本当にいい人だから大事にしなさい」とも言われたという。小沢は納得しながら「『5万貸して』で裸でパン(と渡す)というのじゃなく、封筒に入れてくれる人は長い付き合いになる」と補足。岡野は「そういうことを習ったのがこの方たち」とリスペクトを送った。
また、岡野は酒井について「クズ界の至宝」だと説明。「あいつは大事にしないと。これからクズ業界を引っ張っていくのは酒井と言われている」と今後のクズ芸人としての活躍に期待を寄せていた。