5月にグループ結成3周年を迎える人気7人組アーティスト・7ORDER。3月30日に発売した新曲『レスポール』は、メンバーの阿部顕嵐(24)が初主演を務めた映画『ツーアウトフルベース』の主題歌となっている。この作品には、同じくメンバーの諸星翔希(27)も出演している。
同映画は、甲子園出場という夢を逃した元高校球児の「イチ」と「ハチ」が堕落した生活を送る中で、次々とハプニングに巻き込まれながら成長していく“青春”エンターテインメントだ。
『ABEMAエンタメ』では、今作に出演する阿部と諸星をはじめ、主題歌を歌う7ORDERのメンバーに単独インタビューを実施。MV撮影時のこだわりや、ツアー中に起きた“珍エピソード”を聞いた。
――新曲『レスポール』が阿部さん主演映画の主題歌になった心境はいかがですか?
阿部「7ORDERとしての主題歌も初めてで、僕とモロ(諸星)は映画にも出させてもらいました。『曲も歌わせてもらえるのか』『贅沢なことだ』と思いましたね。どっちもいい作品にしたいし、主題歌は7ORDERでいつも歌っている曲だと映画と合わないということもあったので、映画にどっぷりと浸かった曲を歌いたいと思いました」
――新曲は、湘南乃風・若旦那こと新羅慎二さんらが書き下ろした楽曲となりますが、曲作りの際に阿部さんは“あること”をリクエストしたそうですね。
阿部「新羅さんに『僕はUKロックっぽいやつが好きだから、下を向いて歌える曲がいい』と言ったら、『それはシューゲイザーだね』と言われました。僕は知らなかったので、『どういう意味ですか?』と聞いたら、『靴のつま先を見て歌うずっと下を見て客席を見ないで自分の中で歌うような曲だ』と。そういうジャンルがあると聞いて、かっこいいと思いました」
――MVの一番のこだわりは何ですか?
阿部「好きなお花や品がある、けれど少し世紀末というか寂れているところも欲しくて。暗いけれど、暗い中に美しさや品を感じるようなMVにしたいというのをみんなで話していました。僕の好みのMVとなっています」
安井「顕嵐の中で“正反対のものをぶつける”みたいなところが1つ好きな世界観で、それが今回の楽曲ともマッチするよね」
――この新曲をどのようなシチュエーションで聴いてもらいたいですか?
阿部「朝にはおすすめしないです」
安井「ベロベロに酔って帰ってきた朝ならいいんじゃない?靴見ながら帰るでしょ?」
諸星「華金でみんな飲みに行っているのに、飲みに行く力もなく帰る時。ワイワイ楽しんでいる人を横目で見ながら自分の世界に浸ってね」
――冬のツアー中に起きた“珍エピソード”はありますか?
阿部「萩ちゃんの持ち運び可能な大きいスピーカーがあって、そこでクラブサウンドというかEDMの曲を流しながら美勇人さんのシャワーブースに乱入するのが結構流行りです。シャワーのライトをつけたり消したりして、クラブみたいにするというのをやっています」
安井「こういう人からしたらハマっているんですけれど、俺らからしたら珍事件」
真田「迷惑でしかない」
――メンバーに対して『Re:ally?』と思ったエピソードはありますか?
萩谷「クリスマスに顕嵐がくるみ割り人形を買ったっていう話はだいぶ『Re:ally?』でした」
阿部「それは家に置いてあります」
安井「みんなで止めたんです。『絶対いらない。買うな』と言ったらクリスマスにInstagramに載っていて、『こいつ買っている!』『Re:ally?』だよ」
――最後に、2022年の目標をお願いします。
真田「7ORDERのみんなで曲を作りたいです。ジャンルレスなところも7ORDERの良さなので、みんなで作れたらいいなと思っています」
森田「コロナ禍でもそれぞれライブをやらせてもらえる機会がありますし、その中で色々と試行錯誤してきた部分もあるので、世の中の情勢が変わったとしても対応力はあると思います。その先は、柔軟に対応していきたいです」
阿部「ワクワクするような、何か大きなことをやっていると思われるような活動をしていきたいです」
(『ABEMA NEWS』より)
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