4月16日(土)に韓国発の究極の選択式サバイバルオーディション『THE ORIGIN - A, B, Or What?』の#5がABEMAにて放送。まさかの脱落者の発表、言葉を失う練習生に感極まる一幕があった。
6人中4人が復活できる敗者復活戦で、ペ・ヒョンジュンは爽快なダンスを披露し、会場をポジティブなエネルギーで満たした。ウォン・ビンは「インパクト不足が残念かつもったいないなと思いました」と評価を受け、複雑な様子。続いて名前を呼ばれたパク・ジェフンは浮かない表情。「初めてリーダーを務めたのにチームが負けました。だからメンバーに申し訳なかったです」と気持ちを吐露した。共に戦ってきたチームBの仲間が見守る中、ジェフンは自作曲をパワフルなラップに乗せてパフォーマンス。「ジェフンくんは自信があってかっこいい」と評価されると同時にユニークな歌詞をバランサーからいじられた。ヤン・ドンファは「気持ちを込めて歌いやすい曲だから」とサム・キムの『Make Up』を選曲。歌唱中にバランサーから「たまらない」と声が上がるほどの甘美な歌声で会場を魅了。
ステージが終了すると「サビをもう一度聴きたい」とリクエストがあり、急遽同曲をアカペラで再歌唱。「素敵すぎて困りました。実を言うと1ラウンドからドンファくんのファンでした」とバランサーに告白(?)されると、「本当に?」と驚くドンファ。甘いマスクと甘い歌声で爪痕を残した。そんな大絶賛の嵐だったドンファの後ということもあり、チョン・スンファンは名前を呼ばれる前から手汗がびっしょり。イ・ソニの『縁』をダンスで表現するということで、「普通は歌うと思うんですが…?」と注目が集まる中、パフォーマンスがスタート。唯一無二なコンテンポラリーダンスにバランサーも「技術云々以前に特別な集中力が感じられていいステージでした」「指先にまで気持ちが込められた美しいダンスでした」と感嘆していた。
全員のステージが終了するとバランサーが本格的な会議を開始。デスの選定が難航する中、ついに4人の復活者と2人の脱落者を決めた。
1人目の復活者として名前が呼ばれたのはドンファ。続いてスンファン、キム・ミンソが復活者として発表され、ステージには脱落候補の3人が残る。緊張に包まれる中、めくられた最初のデスカードはビン。彼の努力を間近で見てきた練習生たちはこの結果に言葉を失い、肩を落とした。そして最後のデスカードはジェフン。あまりに残酷な現実に練習生たちは「そんな…」と声を上げる。一方で、最後の復活者はヒョンジュンとなった。
今回敗北してしまったビンとジェフンはこれでお別れとなる。司会者から「最後に伝えたい言葉は?」と聞かれると「まずこのラウンドでチームを組んだみんなに申し訳ないと同時に感謝しています。いい機会だったと思い、自分に磨きをかけ挑戦を続けます」と、前を向くジェフン。ビンは「この番組で新しい経験ができて多くを学べました。みんなに助けられ励まされてきました。本当にありがたかったです。成長できるよう一層の努力を心がけます」と口にすると、練習生たちは涙が止まらなかった。
ここまで残った練習生にバランサーが選定した2人のエースは次の最終ラウンドでリーダーとなり、この場でメンバーも選べると発表。チームAはキム・ヨンギュをエースとし、ドンファ、ソク・ラグォン、ヒョンジュン、スンファンをメンバーに選定。チームBのエースはリュ・ジュンミンとし、オ・ジュンソク、チョン・ジュノ、チェ・ジヌク、ミンソを迎えた。後日、両チームにはバランサーの曲が挑戦曲になると伝えられると、子供時代に彼らの影響を受けた練習生は興奮。チームAは見せ場の多いGOT7の『Hard Carry』、チームBはシンクロダンスが魅力のINFINITEの『BTD』で最終ラウンドに臨む。