AKB48の最年長メンバーとして30歳を超えても現役を宣言して、15年以上にわたって活躍を続ける柏木由紀が、突如として降って湧いた“8秒の女”疑惑をきっかけに不満を爆発。「信じられないんですけど」と憤りを露わにした。
17日にABEMA『ABEMA的ニュースショー』に出演した柏木。その中で、アイドルとしての不適切行為により「歌割減少」などの斬新な処分を下したKATACOTO*BANKの一件について意見を述べるも、思わぬ形でとばっちりを受け、実例を挙げながら自身に対するグループの対応に積年の怒りを爆発させた。
発端となったのは、KATACOTO*BANKのメンバーである早坂美春さんが「アイドル活動をするうえで重大なルール違反が発覚した」との理由から、厳重注意、1カ月の謹慎処分、減給、歌割減少といった処分を下されたことだった。
なかでも、“歌割減少”(露出減少)の処分が注目を集めたことを受け、ABEMA的ニュースショーでは歌割について独自の調査を実施した。
2013年、指原莉乃がセンターを務めた「恋するフォーチュンクッキー」で、指原が映っていた時間は5分22秒のうち、80カットで計1分51秒だった。一方、2015年に小嶋陽菜とWセンターを務めた「Green Flash」で柏木が映っていた時間は4分48秒のうち、わずか3カット、時間にしてたったの8秒であることが判明した。
「そうなんです。そうなんですよ…」
そのように苦笑した柏木に対して、MCの千原ジュニアが「何かいけない事しちゃったの?」と冗談交じりにツッコムと柏木は「してないですよ。まっとうにやった結果、その曲では8秒しか映らなかったんです」と崩れ落ち、冷静さを取り戻すと「信じられないんですけど」と不満を露わにした。
この件について「事前に説明はありました。センターは私だけど『MVでは若い子を映したいので、ちょっと少なくなるかもしれません』とは聞いていたけど、8秒まで少なくなるとは…」と本音も。
すると柏木の心中を察した千原ジュニアが「情熱大陸に兄弟で出させていただいたとき、ホンマに申し訳ないけど、せいじは7秒やった」と面白エピソードで笑いを誘って絶妙なフォローを入れた。
KATACOTO*BANKの歌割減少処分について「パート割という意味もあって、サビはみんなで歌うけど、Aメロは誰と誰。それも歌割というので、歌う場所がそもそも少なくなる、映らないということだと思う」と私見を述べた。
この流れで自分の歌割について不満を聞かれた柏木は「めっちゃあります。書いてきました」と意気揚々にフリップを掲げると「ソロパートをもらったことがない! 人気メンバーと同じ歌割だとカメラに抜かれない!」など、積年の不満を暴露。「今までAKBのシングルで自分の一人だけの声が入ったことが一回もない」とも。
少し改まった様子の千原ジュニアが「歌唱力の方は?」と真面目に返すと「マジ、普通です!本当に」と語気を強めて、よからぬ疑惑を全力で否定した。そんな柏木に対して、千原ジュニアは「その辺をイジれるところが長く居続けられる要因でしょうね」と述べた。
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