ABEMAにて独占配信されている韓国ドラマ『影美女』。配信中の最終話では、PENTAGONのホンソク演じるジンソンが文化祭に現れ、主人公エジンらを驚かせる姿が描かれた。
思いがけずやってきたジンソン(ホンソク)と会い、驚くエジン(タルギ)。しかし、本当のことを言えなかった自分が許せず「私はあなたが思うような人間じゃない」と言って、以前プレゼントされたペンダントを返す。しかし、その後、ジンソンはエジンに対して変わらない気持ちを伝える。一方、エジンとジンソンを陥れようとしたミジン(イ・ナギョン)は、結局、“genie”のニセモノであることが、明らかになってしまう。
ドラマの最初から、エジンを優しく見つめていたジンソンの行動によって、エジンが新しい一歩を踏み出した最終話。トップアイドルになっても変わらない彼の姿にはSNS上でも「最後の最後まで良いやつだったな。ジンソン」と、称賛の声が上がった。
一方、話数を重ねるごとにエスカレートした態度をとるようになったミジン役のfromis_9イ・ナギョンが見せた鬼気迫る演技に対しても「ナッコ、演技鬼うまくてびっくり……」とのコメントが見られた。また、他人の気持ちが理解できず、サイコパスのような態度を見せていたGolden Childのボミン扮するホインが人間らしさを取り戻した姿にも「ホイン‼︎ ちゃんと自分にも感情があるって分かって! 受け止めてくれる人がいてよかったね」という安堵の声が寄せられた。
容姿もプロフィールも全くの別人“genie”になりきって多くのフォロワーに支持されてきたSNS上と、同級生たちにいじめられている現実を生きる主人公エジンの二重生活が、“genie”にそっくりの転校生の登場によって揺さぶられていく様子をスリリングに見せた『影美女』。
全話を見終わった視聴者からは「人によって悩みは違うし、嘘をつくと苦しむのは結局自分だよねって感じました」「SNSの映りを気にする今だからこそ、現実の自分と向き合う事の大切さ伝わったよね…」と、テーマへの共感の声が聞こえてきた。『未成年裁判』や『私たちのブルース』といった話題作でも存在感を発揮してきたシム・ダルギをはじめとする若き出演者たちの好演も印象的だった。かなりダークなテイストからスタートし、キャラクターたちの心の傷が徐々に明らかになってくる展開も共感を誘い、「素晴らしい作品でした! ありがとうございました!」「甘々恋愛ものじゃないのでオススメ」「『影美女』最後よかった。見てよかった」と、放送の終了を惜しむ声が続いた。
人気マンガを原作に、SNSやいじめといった現代的なトピックを織り込んで見せた『影美女』。出演者たちの今後の活躍にも期待したい。
『影美女』はABEMAにて第4話まで無料配信中。
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配給元:ポニーキャニオン