16日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、セクシービデオ業界に存在する「疑似精子」問題を現役女優が告発した。
この日は最新のセクシービデオ業界について特集。事情に詳しい、やさしいズ・佐伯元輝とリボルバー・ヘッドの2人の芸人をゲストに招き、トークを展開した。
番組ではセクシービデオ女優の令和れいが、セクシービデオ業界で使われる「疑似精子」について告発。精子と見た目が似ている飲料や片栗粉などがフェイクとして使用されていることを明かした。
さらに「アソコの中に入れる用途で作られていない物を入れたら、洗浄できないのでカンジタなどの病気になるリスクが高い」と危険性を指摘し、「アソコの中に入れても害のない疑似精子がいつか開発されますように」と訴えていた。
発言の真偽を確かめるために、番組では令和へのインタビューを実施。VTRでスタッフが一連の発言について「本当ですか?」と問いかけると、令和は「本当です」と即答。「アソコの中はなかなか洗えるものではないので、病気、カンジタとかになるリスクが高いと思う」と主張した。
経験上、撮影現場で飲料や片栗粉が疑似精子として使われるケースは「9割ぐらい」だったという。令和は「疑似精子を注射器のようなもので充填する」など、現場での詳細を赤裸々に解説した。
疑似精子の使用回数は、単体の作品だと3回から4回。スタッフが「それは大変ですね……」と驚くと、令和は「そうですね。けっこう『体大丈夫かな?』って気になっちゃったりはします」と、胸の内を明かし「体が資本だと思うので、女優さんの気持にも寄り添って、体に取り入れても安全なものとかに変えていってもらえたらうれしい」とコメントした。
VTRが終わると、佐伯は「逆にこれ、ビジネスチャンスなんじゃないか」と切り出して「それだけ必要だってこと。薬品メーカーとかがそういうのを作って、女優さんが安心して使えるなら、研究してほしい」と持論を展開。
竹山が「その辺の(専門的な)人たちがやればけっこう簡単にできるだろうね」と発言すると、佐伯は「知識がある人が考えたらすぐだと思う」と賛同して「ビジネスチャンスです! 薬品メーカーの方、毎年何万本と出ている作品で使われることを考えてください」とカメラに向かって真剣に語りかけていた。