ピン芸人のTAIGAがストリップ劇場の取材ロケ中に家族語りを始めて号泣し、かまいたちから「聞き飽きたんですよ」と冷徹にダメ出しされた。
【動画】かまいたち、泣きながら苦労を語るTAIGAに痛烈ダメ出し
4月25日(月)、ABEMAにて、人気お笑いコンビ・かまいたちの山内健司、濱家隆一がMCを務める冠番組「ぜにいたち」#24が放送。絶滅寸前の桃色遺産にピン芸人のTAIGAが迫った。
TAIGAが訪問したのは、福井県あわら市のストリップ劇場「あわらミュージック劇場」。劇場内には歴代ストリッパーの写真ズラリと並び、TAIGAは「寄席とショーパブの中間のような作り」と感想を語った。
ところが、ゼニ事情を探ると劇場の赤字経営が発覚。なぜ赤字でも経営を続けられるのか、TAIGAはその謎を探るべく劇場の支配人を追及した。支配人いわく、元々自身は建築業に勤務していたそう。ストリップ劇場に魅せられて3年前に転職後、給料は当時の約3分の1に。それでも「お金じゃないですから」とやりがいを求めて働いているという。
芸人としての収入がほぼなく、ウーバーイーツのアルバイトで生計を立てるTAIGAは、「お金じゃないってのはわかるな、胸が熱くなる」と追及そっちのけで共感。芸人を続ける理由を「今は家族のため。嫁が喜んでくれたり、子供にもっと良いものを……良いところに連れて行ってあげたい」と語り出し、「やばいな、こういう話すると、俺ダメなんだよな」と目に涙。
VTRを見た濱家は、「え~……ウソやん、泣いてる! ストリップ劇場で」とツッコミ。「そういう回じゃない、あなた番組で嫁と子供の話しかしてない」「引いてるやん、支配人」と痛烈にダメ出しした。山内も支配人の心境を「『一緒にしないでください』って……」と想像した。
経営オーナーは劇場スタッフを「家族」と呼び、たとえ赤字でも存続させていく覚悟を告白。オーナーにとってゼニとは「喜んでいただいてもらえる物」だという。
取材ロケを終えたTAIGAは「自分と重なるところが多すぎて。オーナーの、『家族だから守りたい』ってところ……『家族』出されるとね」「絶対売れるよって信じてくれた嫁を……」と、再び自分に重ねて涙。濱家は「また泣いてる!」「1ロケ2泣き」「聞き飽きたんですよそれ」と呆れ顔だった。TAIGAが「家族に、これからはもう少し楽させてあげたい」と号泣すると、山内も「させろよ!」とすかさずつぶやいた。
今回の取材ロケ、実はもっと面白い映像がたくさん撮れていたそう。山内は「そっちの方が見たい」「最後のロングトーク、あんなんいらんねん」と編集にもダメ出ししていた。