「僕の教科書は週刊少年ジャンプでした」イケメン俳優・塩野瑛久の少年時代 大人になって「深夜アニメの沼にハマりました」
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 テレビドラマ、舞台、映画など幅広く活動するイケメン俳優・塩野瑛久。4月からは推理小説を題材としたドラマ「探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り」にも出演中だ。ABEMAのオリジナル恋愛番組『私たち結婚しました2』では、タレント足立梨花との“新婚生活”が話題にもなったが、ここで注目されたのは塩野が大のアニメ好きだということ。「僕の教科書は週刊少年ジャンプでした」少年時代を送り、大人になってから深夜アニメの「沼」にもハマったという、その漫画・アニメライフについて聞いた。

【動画】塩野瑛久が好きなアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」

――「私たち結婚しました2」で、足立梨花さんとアニメの話で意気投合されていました。漫画やアニメを好きになったのは、いつごろからですか。

 塩野 少年時代から夕方帯にやっていたアニメはよく見ていましたね。「ONE PIECE」だったり「NARUTO-ナルト-」だったり。いかにも「ザ・少年」という有名な作品を見ていました。アニメを見るようになってから、漫画も読み出したんですよ。小学2年生のころから毎週、週刊少年ジャンプを買うようになったのを覚えています。「テニスの王子様」に触発されて、実際にテニスを習い始めたんですよ。僕は転校が多かったので、クラスの子と馴染めるまでは、ずっと漫画を描いていましたね。兄も絵を描くのが上手で、それを見て自分も描きたいなと思ったんです。筋書きも何もない、ただずっとバトルしているようなものでしたけど(笑)。

――そのころからずっと漫画やアニメを見てきたんですか。

 塩野 漫画はだんだん読む量は増えたんですが、アニメについては中学校ぐらいからちょっと離れたこともありました。それが大人になってから、地元の友だちが深夜帯のアニメの話をするようになったんですよ。「アニメは少年漫画、一択でしょ」と思っていたんですが、ある日テレビで「Re:ゼロから始める異世界生活」の第1話を見たら、そこですごく引き込まれたんです。そこから徐々に深夜帯のアニメを見始めましたね。今ではすっかり沼にハマっています。

――最近ではどれくらい見ているんですか。

 塩野 この4月からラインナップがすごいんですよ。普段はYouTubeなどで、今期始まるアニメはこれ、というものがまとまっているので、それを見ながら「これ、おもしろそうだな」とかチェックをしています。見る時間は、仕事が終わって家についたら、すぐにつけるという感じで(笑)。リアルタイムではなかなか見られないので、配信で見ています。

――少年漫画によるアニメ、深夜アニメ、それぞれよさがあると思います。

 塩野 「ジャンプ系」は、まさに友情・努力・勝利が散りばめられていますよね。かと思えば「DEATH NOTE」みたいに趣旨の違ったアニメもありますよね。最初のうちは王道バトルものにワクワクして、シンプルにかっこいいなと思っていました。深夜帯のアニメは、たとえばゲームの世界だとこういうことあるよね、というものが散りばめられている印象です。そういうちょっとコアでニッチなところに、くすっと笑えるようになれた自分自身にもおもしろいと思えます。あとちょっと刺激的で、胸が苦しくなるようなシーンもたくさん出てきて、それが物語に深みを持たせていますよね。大人になってから、そういう部分に引き込まれるようになりました。

――好きな声優さんはいらっしゃいますか。

 塩野 大塚明夫さんには1回だけ「モブサイコ100」のドラマの打ち上げでお会いしたことがあります。それから花江夏樹さんは、偶然にも行っている美容院の担当の方が一緒なんです(笑)。その美容師さんとは10年くらいの付き合いで、花江さんの担当もされていることを聞いていて、ある時に隣になったことがあって、そこでLINEの交換をしていただきました。

――アニメ好きであれば、セリフなども印象に残っていますでしょうか。

 塩野 「ONE PIECE」だったら、一時期は好きなセリフを自分でまとめていたぐらいですね。子供心にジーンと来たものも多かったので。僕は小学校のころから普通の教科書が嫌いで、僕の教科書はずっと週刊少年ジャンプでした(笑)。自分の人生は、そこから学ぶことばかりでしたね。名言って、その物語に入り込んで、そのシーンで聞く言葉だからいいというのはありますよね。欲している言葉を、そのまま伝えられるのは、ドンときちゃいますね。

――アニメを見ていて、ご自身の演技に活かすようなことはありますか。

 塩野 何かを活かすというよりは、こんなに感動を与えてくれることに対して、俳優として負けられないという気持ちがありますね。自分もそういうものを目指したいという欲です。僕がアニメに感動するように、僕も誰かに何かを与えたいと思っています。アニメの作品に携われるなら、出てみたいという気持ちも強いです。ファンとして見ていたいという気持ちも、とてもわかるんですが声のお仕事への挑戦も、僕の中でしてみたいと思っていることの一つです。「僕のヒーローアカデミア」の映画で、同じ俳優の吉沢亮さんがロディ・ソウルというオリジナルの役をしていたんですけど、すごく感動しました。原作には出てこないけど、映画では物語の核となるような人物をいつか演じられたら、すごくうれしいですね。

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銀魂
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