内山信二「子役だけは反対すると思う」 愛娘の子育てに意外な本音も 家族ができ人生観に変化「今は長生きしたい」<内山夫妻インタビュー・後編>
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「今まではどっちかというと、昔から昼夜逆転生活というか、夜中3時とかに寝て昼ぐらいに起きるみたいな感じだったんですけど。今は22時ぐらいとかに寝て、朝起きてという生活になって。今までの生活とガラッと変わりましたね」

 今年1月に第1子となる長女・絃(いと)ちゃんが誕生した、タレントの内山信二さん&琴さん夫妻。「ABEMAエンタメ」では、そんな新米パパ・ママに独占インタビュー。愛娘が芸能界を目指したらどうするのか。内山パパが家族を守りために決意したことなど、本音を語ってもらった。
(この記事は内山信二&琴さん夫妻インタビューの後編。前編は「内山信二『ちょっとずつお父さんに』 妻・琴さん『もう主役じゃないぞって』 体外受精での妊娠、逆子、コロナ禍での出産…“大号泣”で迎えた第1子」)

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内山さん「今日はとりあえず寝といてほしいなと思ったんですけど、琴ちゃんが家を出てすぐぐらいから(絃ちゃんが)ぐずり始めて。オムツ交換を求めていて、オムツ交換をしたんだけど、今度はオムツ交換をした瞬間にまたすぐ出て、また拭いてみたいな。パパに試練をあげているみたいな顔をしてました(笑)」

 インタビュー中、オムツ交換の話をしていると、こんなハプニングも。

琴さん「ちょっと、オムツ替えてきていいですか? すみません」
番組スタッフ「ぜんぜん気にしないでください」
内山さん「この間って、急に琴ちゃんいなくなったらあれですから、待っていた方がいいですよね?」

 1988年、6歳の時にタレントの明石家さんまさんがMCを務めるバラエティ番組『あっぱれさんま大先生』に出演し、一躍、人気子役として注目された内山さん。2022年1月20日、絃ちゃんが誕生した際には、「あの内山くんがパパに!」…と大きな話題となった。

内山信二「子役だけは反対すると思う」 愛娘の子育てに意外な本音も 家族ができ人生観に変化「今は長生きしたい」<内山夫妻インタビュー・後編>
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 親子3人で新生活をスタートさせてから3カ月。全てが初体験という内山さんは、その様子を日々、自身のブログに投稿している。

 「眼薬はやっぱり出来ない、、、絃ちゃんがかわいそうに思えちゃって、、、琴ちゃんと琴ママにやってもらいました。なかなかパパレベルが上がらない!!」(内山信二オフィシャルブログ「肉山家?内山家です!!」/「できない!!」より)

内山さん「本当に人としてレベル0から始まっているんで」
琴さん「育児とか関係なくね(笑)」
内山さん「人として、父親としてレベル0から始まって、今ちょっとずつ上がっている。レベルを上げていっている状態なんで。ブログをやっていて、僕よりちょっと年齢が上の方たちで、『もう内山くんがパパなの』っていう世代の人たちも見てくれていたりするんで。そういう人たちが“ダメパパ”を応援してくれているというのはすごく励みにもなるし、楽しみにはなりますね」

 オムツ交換が苦手なことや、絃ちゃんと2人っきりになると急に不安になることをブログで綴るなど、子育てに悪戦苦闘している内山さん。教育方針は自身の両親になぞられることがあるそうだ。

内山さん「僕は自分の人生を、どっちかというとお父さんに決められていたというか。子役にしたのも父さんでしたし。もちろん、今は感謝していますしね。こうやって今いられるのも、お父さんが(子役に)入れてくれたからだと思っていますし。結構何でもやらしてくれる親だったんですよね。僕は絃ちゃんがやりたいっていうことで、できる範囲ですけど、無理なこともあるとは思いますけど、できる範囲でやれることはやらせてあげたいなとは思います」

 人気子役として芸能界で華々しく活躍していた内山さん。14歳の時にレギュラーを務めていた『あっぱれさんま大先生』が終了すると、生活は一変。スタッフに悪態をついていたことや天狗になっていたことが原因で、16歳の頃には仕事が全く無くなってしまったという。

内山さん「子役でデビューして、1回落ちて。そこからちょっと出られない時期があって。その時ぐらいに、デブの先輩たちに助けていただいて。石塚(英彦)さんとか、松村(邦洋)さんとか、伊集院(光)さんとかに助けてもらって。誰かにこうやって引き上げてもらってみたいな感じなので」

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 窮地を救ってくれた諸先輩達に感謝しつつも、浮き沈みのある芸能界の厳しさを身に染みて感じたという内山さん。その様な自身の経験を踏まえ、愛娘の将来について親心をみせた。

内山さん「困るのは『子役になりたい』と言われた時ですよね。他のことだったら全部応援してあげたいと思うんだけど、子役だけはたぶん、最初ちょっと否定すると思います。大変ですもん。中途半端な気持ちでやってほしくないっていうのがあるんですよね。僕も(子役を)やっていた分だけ、絃ちゃんがちょっと『やりたい』みたいなことを言って、でもちょっとサボったりとか、レッスンとかしなかったら、怒ってしまいそうな自分がいて嫌なんですよね。子役というのは仕事なんで。何が嫌だって、このトークになった時に、マジのトーンになる自分も嫌なんですよ。だからやらないでほしいなって(笑)」

 絃ちゃんへの思いが募りつつも、懸念しているのが自身の健康問題。2017年、医療バラエティ番組に出演した際、当時身長174センチ、体重125キロだったため、医師からこのまま暴飲暴食を続けると「余命6年」と宣告されていた。

 そんな内山さんが、家族ができたことをきっかけに自身の食生活を見つめ直したという。

内山さん「今までは、本当に結婚前までは99%外食だったんですけども。今は琴ちゃんが毎日(料理を)作ってくれて、栄養バランスとかもいろいろ考えてくれているし。なんとか還暦まではね、やっぱり生きたいなって……それも変わったかな。結婚前までは、どっちかと言ったら“太く短く”でいいと思ったんですけど、今はやっぱり長生きしたいですもんね」

 絃ちゃんが20歳になる時に還暦を迎える内山さんの健康を気遣い、琴さんは禁煙も勧めているという。

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琴さん「もちろん辞めてほしいですよ。絃ちゃんも生まれたし、やっぱり肩身狭い状態になってきているので。このまま貫き通されるよりかは、やめてもらいたいというのはずっと思っています」

 絃ちゃんの成長をいつまでも見届けたいという内山パパ。最後に理想の家族像を明かした。

内山さん「会話する時間だけは、どれだけ忙しかろうが、時間がなかろうが、何かで作っていくことだけはやっていきたいなと思っているんです。何か困ったことがあったら、家族全員で相談し合って、乗り越えていける家族はつくっていきたいなと思っています」

ABEMA NEWSより)

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