“全裸監督”村西とおるがAVで荒稼ぎした過去や豪遊エピソード、逮捕や転落といった波乱万丈の半生を語り、かまいたちが興味津々で聞き入った
5月9日(月)、ABEMAにて人気お笑いコンビ・かまいたちの山内健司、濱家隆一がMCを務める冠番組「ぜにいたち」#26が放送され、伝説のAV監督・村西とおるの登場にかまいたちが興奮を見せた。
1980年、村西監督はビニ本(ビニールで包まれたポルノ本)を販売する会社「北大神田書店」を設立し、年商20億円を達成。「歌舞伎町に30~40店舗、1日1億円売り上げる店もあった」「1万円でも飛ぶように売れた」とブームを振り返った。山内はビニ本世代ではないが、「高級なエロ本って感じ」「ビニ本はワンランク上」と印象を明かした。
エロを突き詰めるうちに、村西監督は非合法の世界へ。全国で指名手配を受けて逮捕されたが、続いてAV監督に職種替えすると、AV1本で1億円を荒稼ぎした。
村西監督が作ったシステムの一つが「パッケージ」を女優のイメージ写真にすること。村西監督が考案するまで、AVのパッケージは単に現場の写真を入れていただけだったという。村西監督は「パッケージは包装紙」「作品と全く違う、最高の彼女の魅力を入れるようにした」とこだわりを告白。「この写真のシーンが作品に出て来ない」と言われても貫き通し、今や業界の常識になっている。
バブル真っ只中、村西監督は20億円するヘリポート付きのクルーザーや3億円のピンクダイヤモンド、1億円のロールスロイス、ビルを3つ持つ豪遊っぷり。「日本中のお金が私に向かって飛んでくるよう」と当時の羽振りの良さを語った。
一般的にAV女優のギャラが15~20万円の時、村西監督は100万円払うことも。業界で目をつけられ、「業界のルール違反だ」というクレームが殺到した。
村西監督は「世の中にはとびっきりの女性がたくさんいる」「その女性の人生を買うんだから、100万円なんか足りないくらいだ」とクレームを跳ね付け、ポリシーに従って高額ギャラを支払っていたことを明かした。