7日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、ホストクラブで大金が飛び交う「締め日」の様子が紹介された。
【動画】No.1が決まるシャンパンコールの様子(1時間12分頃~)
この日は新宿歌舞伎町の社会学を研究する現役慶應大生ライター、佐々木チワワ氏を潜入プレゼンターとして招き、ホストクラブを特集した。
ホストクラブではその月ごとに売り上げを合算し、それぞれのホストの売上を比較して店のナンバーワンを決めるため、月の最終営業日となる「締め日」には大金が動くという。番組では締め日の取材を敢行した。
ラストオーダーの1時間前となる22時30分ころにはシャンパンコールが続々と起こる状況に。コールにはいくつか種類があり、いくらのシャンパンをオーダーしたかでコールの内容が変わるのだという。
店には「Last Order CountDown」と書かれた文字が映し出されており、ラストオーダーまでの時間がカウントダウンされていく「煽り」的な演出も施されており、竹山は「こんなの出るんだ!」と興味津々だった。
佐々木氏が取材したホスト1人は、締め日だからこそ全員スーツを着ており、ホストたちの気合の入れようも相当なものだとして「みんな裏行って、売上表見て、卓戻っての繰り返し」と、売り上げを巡る攻防が展開されているのだと解説した。
また、佐々木氏は「キャッシャーに何百万入れて帰っちゃうとか、だまし討ちのところもある」と、あえて店内には入らず「推し」のホストを応援するためにこっそり札束を置いて帰る「究極の推し活」をする客もいることを明かして竹山を驚かせていた。
ラストオーダーの時間になるとカウントダウンをしていた画面には「受付終了」の文字が。売上はここで確定し、ここからは集計とすでにオーダーの入っている注文のシャンパンコールが飛び交う展開に。テーブルの上には50万円のボトルなどが置かれていた。
いよいよ4月の売上順位を発表する場面に。今回優勝したのは3か月連続でナンバーワンを獲得していた「副主任」の肩書を持つホストのエネルさん。売り上げは1500万円オーバーで4か月連続のトップとなった。
佐々木氏が「このあとがエグい」と紹介したのはお会計の場面で、エネルさんの横にいた女性客はバッグのなかから札束の塊をトレーに乗せたため、竹山は「ええー!!」と驚愕。スタッフが金額を尋ねると店員は「800万(円)あります」と回答した。
エネルさんは「もともと予定になかったんですけど、こういうのを全部(注文してもらった)」とテーブルの上に置かれたお酒を紹介。「インペリアルコレクション ウォッカ メタリックブラック」という名前の酒は200万円、消費税やサービス料を乗せるとおよそ300万円になり、女性はこれを2本注文したことが明かされていた。