大麻取締違反で逮捕された経験を持ついしだ壱成が、「ハメられた」と真相を語った。
【動画】いしだ壱成、大麻事件は「ハメられた」と激白、その真相に加藤浩次ドン引き
12日(木)、ABEMAにて極楽とんぼの加藤浩次と山本圭壱が出演する「迷えるとんぼちゃん」#6が放送。この番組は、芸能界の荒波を30年以上乗り越えてきた極楽とんぼが、毎回ゲストと本音でぶつかり合うお悩み相談バラエティ。
今回ゲストの俳優・いしだ壱成は、16歳で俳優デビューし、「ひとつ屋根の下」「聖者の行進」など当時の大ヒットドラマに出演。武田真治と並んで「フェミ男」と呼ばれる、若者のファッションリーダー的存在だった。しかし26歳の時、大麻取締違反で逮捕。その後は3度の結婚・離婚を繰り返すなど、現在は何かと波乱の人生で話題となっている。
加藤が大麻事件の真相を追及する中で、いしだは「父にいくらか(お金を)持っていかれた」「純一さんが使ってるみたいだよーと、プロデューサーの方から言われたり」と父・石田純一への不信感を告白。石田は「断じてそんなことはない」と否定したようだが、実際にお金は減っていて、その真相は闇の中だそう。
そうした不信感がきっかけになり、いしだはうつ病を発症。ヤケっぱちな気持ちから酒浸りになった。
ある日、いしだはクラブで見ず知らずの人から「お疲れ!」と何かを渡されたそう。酔っていたいしだは「どうも!」と受け取り、深く考えずに部屋に持って帰ってしまった。
すると次の日、警察がいしだの部屋に捜査に入り、いしだは逮捕されてしまった。「(大麻を)持ってたらダメみたい」「やったことはないです。(吸引も)してないです」と語り、加藤は「それって、ハメられた……みたいなことですか?」と質問、いしだは「まあ…そうですね」と答えた。
いしだは「あとで牢屋の中で聞いたんですけど…」と続け、警察から「『全部名前を言うと君の命が危ないから言わないけど』『ざっくりいうと、大きな事務所と大きな事務所の抗争にあなたは巻き込まれたんだ』と……」と説明。加藤はその事実に「正直聞きたくなかった」「怖すぎます……もう喋りたくないです」と動揺した。
いしだは「(大麻を)持っていたことは確かだから」と自分の甘さを認めつつも、「脇が甘かった」「すぐ捨てればよかった」と猛省。加藤から取り調べについて聞かれると「いわゆるドラマで見たような感じで、“やったんだろ!?”とドンって机を叩かれて、怖くて『やりました』と認めてしまった」と、やってないのに認めてしまったそう。
加藤は「人が良すぎるな」「そこでやっぱり、いろんなものが信用できなくなったり?」といしだの心境を探り、いしだは「人混みや人の目が怖くて」「持っていたうつ病が、躁うつ病になってしまった」「今もずっと通院しています」と明かした。加藤は「そういうことが……初めて聞いた」「びっくりですわ」といしだの壮絶な過去に絶句していた。